トレードワンの伸縮可能なペン型の孫の手を購入して使用した感想(レビュー)

背中がかゆい時には、自分の手を後ろに回して背中をかけばいいけれど、無理をして手を後ろに回してかゆい所に手を伸ばしていると、肩や腕が痛くなる。

自宅にいる時は、妻や娘(現在中学1年生)に「背中をかいてほしい」と懇願をして背中をかいてもらえることもあるが、だいたい嫌がられる。

嫌がる妻や娘からの冷たい言葉の数々。

「嫌よ」
「汚い」
「汗が気持ち悪い」
「自分でかいたらいいじゃん」
孫の手があるでしょ」

まあ、そうだろうね・・・。

自宅の居間には、100円ショップ・ダイソーで購入した孫の手が置いてあるのでそれを使うことも多い。

東京で仮住まい中のアパートには私一人のみで家族はいない。
妻の手も、娘の手もない。
孫の手もない。

妻の手や娘の手は買えないけれど、孫の手は買えばいいか。
100円ショップ・ダイソーまで歩いて行って孫の手を探すのが面倒だったから、孫の手はAmazonで購入することにした。

Amazonで購入した孫の手は、トレードワン 孫の手 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE 10333だ。

購入した当時のこの孫の手の価格は税込229円。
2018年6月6日現在、Amazonでの通常販売価格は税込538円であるから、半額以下の価格で購入できたことになる。
Amazonで販売されている孫の手の値段としては激安の部類に入ることは間違いないであろう。

株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(パッケージ・表面)
株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(パッケージ・表面)。

株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(パッケージ・裏面)
株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(パッケージ・裏面)。

《パッケージ裏面に記載されている情報》
・スーツや洋服・バッグなどのポケットにペンのように挿せるクリップ付き。
・あとちょっと手の届かない場所にあるモノを寄せるのに使うこともできます。
・肌への優しい触り心地を考えたカタチ「熊手型ヘッド」採用。
・携帯しやすいコンパクトなサイズ。
・自分の手が届かないかゆ~い場所に「まごの手」が届きます。
・長さ約16cm~51cmと伸縮自在だから、かゆいところに「手」が届きます。

株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(最小化した孫の手を手に持った様子)
株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(最小化した孫の手を手に持った様子)。

株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(最小化した孫の手を手に持って横から見た様子)
株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(最小化した孫の手を手に持って横から見た様子)。

株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(最大化した孫の手を手に持った様子)
株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(最大化した孫の手を手に持った様子)。

株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(ハンガーにかけられたワイシャツの胸ポケットの中に孫の手を入れた時の様子)
株式会社トレードワン 携帯用スクラッチャー MA・GO・NO・TE(ハンガーにかけられたワイシャツの胸ポケットの中に孫の手を入れた時の様子)。

こうやって見ると、ボールペンを胸ポケットに入れておくような感覚で孫の手を常に胸ポケットに入れておくこともできるであろう。

孫の手のこれらの写真を撮影したのは3日ほど前の日曜日のこと。
その後、孫の手を使い続けているけれど、実に気持ち良い。

胸ポケットに入れて持ち歩きたくなるかどうか...。

背中に汗をかくと背中がかゆくなることがよくある。
ストレスでかゆくなることもあるけれど、それとは違うかゆみ。
6月初頭の東京はもう夏と言ってもいいぐらい暑い。
今日の日中は30度近い気温であった。
夜は20度ぐらいだったから、まだまだ涼しい。
涼しいけれど、汗はかく。

会社から駅までは徒歩15分。
乗り換えのため駅間を移動するのに徒歩10分。
夜風が涼しくても、歩いていると汗はかく。

今日、乗り換えの駅の改札を通り、別の電車に乗った時のこと。
終電の1つ手前だったからか、終電ほどは混んでいないけれど、人が多くて座れなかったので、つり革を握って立つ。
運良く、途中駅で人がたくさん降りたので座席に座ることができる。
座った際に、座席の背もたれに背中が触れたのがよくなかったのだろうか。

背中がかゆくなった。

もちろん、背中の肌が直接触れることはない。
背中の肌が触れているのは肌着。
肌着の外側にはワイシャツ。
ワイシャツが触れているのが座席の背もたれ。

電車の座席の背もたれは、基本的に暖かい。
暖房がついていなくても、座席を覆う布が暖かみを持っている。

座席に座る前から背中は汗をかいている。
座席に座って背もたれに背中をくっつけると、汗ばんだ背中に肌着が押しつけられる。
これが、かゆみを生む原因なのか、だんだん背中がかゆくなってきて、背中をかきたい気持ちになってくる。
電車の中で手を後ろに回して背中をボリボリとかくことなどは恥ずかしくてできない。

胸ポケットに孫の手を入れていれば、孫の手で背中をかける...ということはないなぁ。
人の目が多い電車の中で、孫の手を胸ポケットからさっと取り出し、周りの乗客たちがペンだと思っていた物が実は孫の手だったのか、と乗客たちを驚かせる...時点で恥ずかしい。
さらに、孫の手で背中をかく行為を他人に見られるのは恥ずかしすぎる。
見ている人達にとっても、他人が背中をかく様子を見るのは気持ち良いものではなく、強烈な不快感を抱く人もいるであろう。

私の席の隣には、友人同士だと思われる若い女性2名が座っていた。
中年男性の私が突然孫の手で背中を書きだしたら、あまりの気持ち悪さで悲鳴を上げるかもしれない。
悲鳴をあげなかったとしても、友人同士でヒソヒソ話を始めるかもしれない。
「何、あの人、気持ち悪い」
そういう会話を聞くのも嫌だし、そう言った後でさっと席を立たれるのも嫌である。

そういったことを想像すると、胸ポケットに孫の手を入れられるのはとても便利だとは思うけれど、実際には胸ポケットに入れることはないだろうなぁ、と思った。
カバンの中に入れておいて、出張で宿泊するホテルの部屋の中など、誰も見ていない場所で使用するのには良いかもしれない。

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