アニメ『おまもりひまり』全12話を観終った
人と妖怪との戦いにお色気的要素が強い恋愛物語を取り入れたアニメ。全12話。
天河 優人(あまかわ ゆうと)という高校生の男の子は、実は、古来より鬼斬り役(おにきりやく)という妖怪を退治する集団の末裔で、妖怪を退治するための「光渡し」という特別な力を持っている。
優人を妖怪から守るために、緋鞠(ひまり)という人間に化けた美しい化け猫妖怪が、ある日、突如として現れる。
緋鞠は、優人の幼馴染の九崎 凛子(くざき りんこ)やその他の女性キャラ達との恋愛バトルを繰り広げつつ、優人を襲う妖怪達を倒すために奮闘する。
優人は、自分のことを身を挺して守ってくれる緋鞠を守るために、緋鞠の盾になり、敵の攻撃を防ぎ、傷つく。
しかし、優人は緋鞠を守るために、敵を傷つけようとすることは避けようとする。
そんな優人の姿を見て、敵だったはずの女性キャラ達が、次々と優人を気に入り、惚れていき、女性キャラ達で優人を取り囲んで奪い合う、というハーレム的な展開になってしまう。
ハーレム的な展開は、あまり面白いとは思わないが、物語全体としては、お色気要素ばかりでなく、話としてもなかなかと面白い。
だが、何と言っても、このアニメの素晴らしいところは、ヒロインが猫である、ということだ。
緋鞠(ひまり)が、見た目的にかわいらしいことや性格的に格好いいことは、もちろん良いことだが、ヒロインの正体が猫である、というところのポイントが高い。正体が猫なので、緋鞠の一挙手一投足が、猫的な動き、猫的な仕草、猫的な考え方に基づいていて、かわいらしい。
個人的には、ヒロインの魅力度ランキングとしては、かなりの上位に入ると思った。