『涼宮ハルヒの消失』のリバイバル上映とライブビューイングを観た感想

2026年2月6日(金曜日)から2週間限定でリバイバル上映される映画『涼宮ハルヒの消失』を今日(2月7日土曜日)観に行ってきた。

『涼宮ハルヒの消失』が公開されたのは調べてみると今から16年も前となる2010年2月6日(土曜日)とのこと。当時の私は映画館では観ておらず、自宅のテレビで何らかの方法(DVDかストリーミングサービス)で視聴したと思う。16年も前のこととなるともう記憶がはっきりしない。しかし、『涼宮ハルヒの消失』という映画が面白かったことや、何度か見直していることも記憶している。(さらに『涼宮ハルヒの消失』は小説版も読んでいる。)

何度か観たことがある映画をお金を払ってまで映画館に行って観てみたいと思ったのは、私が涼宮ハルヒシリーズが大好きだからだ。テレビの小さな画面サイズで観るよりも映画館の大スクリーンで観る方がきっと感動するであろう、というベタな考えもあり、映画館に足を運んだ。

映画を観た映画館は愛媛県松山市内の衣山シネマサンシャイン。映画のチケット購入手続きは妻にやってもらった(妻はハルヒは観ないとのことで自宅でお留守番)。妻から「16時からの上映だと舞台挨拶を観れるらしいよ。舞台挨拶がない他の時間帯のと金額が同じだから、舞台挨拶を観れる16時からのに行って来たら?」と提案され、「分かった。じゃあ、それでお願い」と返事をしてチケットを購入してもらった。

映画館での入場時、びっくりしたのが入場者特典がもらえたこと。入場前に販売コーナーでハルヒ関連のグッズを探した際、リバイバル上映なので仕方がないのかもしれないけれどパンフレットが販売されていないこと、販売されているグッズがA4サイズのクリアファイルぐらいしかなかったことを考えると特典はないと思い込んでいた。特典があるのは素直に嬉しい。

『涼宮ハルヒの消失』のリバイバル上映を観に行くことは結構前から考えていたにもかかわらず、声優さん達の舞台挨拶を視聴できる特別な枠があることや入場者特典とかについて、私はまったく下調べをしていなかった。映画を観に行くその日まで「ハルヒの映画を映画館で観たら楽しいだろうな」ぐらいのことしか考えていなかった。思ってもいなかった舞台挨拶の視聴と入場者特典の入手ができることに心が躍った。

入場者特典はいとうのいぢ描き下ろしミニ色紙(3種ランダム)で、QRコードを使用しての入場手続き後にスタッフの人から手渡してもらえる。ミニ色紙は銀色の袋に入っており、中身は見えないようになっている。ランダムに配布されるため、3種類のうちの何が手渡されるかは分からない。ミニ色紙に描かれているのは、キョン、ハルヒ、長門。色紙1枚につき1キャラが描かれているので、3人分をそろえるには最低3回は映画館で『涼宮ハルヒの消失』を視聴することになる。色紙はランダムに配布されるから何回観に行っても運が悪いと3種類をそろえることはできないかもしれない。私が入手した色紙は長門有希だった。『涼宮ハルヒの消失』ではメインヒロインのような立場であるから、当たりかもしれない。

映画館で着席し、暗くなってから『涼宮ハルヒの消失』の上映が普通に始まったので「おや?」と思った。最初に舞台挨拶を視聴できると思っていたからだ(後で分かったことだが、映画が終わった後で舞台挨拶となる段取りだったようだ)。

映画館で『涼宮ハルヒの消失』の映画鑑賞を始めると、大きなスクリーンと迫力ある音響環境のおかげで、あっという間にすべての雑念が消えてハルヒの世界に入り込むことができた。

映画の序盤、消失していないハルヒがSOS団の活動の一環として明るく元気にクリスマスパーティーの企画をしているところなど、観ている私も楽しくなり、ハルヒから元気をもらえた。

ハルヒ消失後、キョンが朝比奈みくると鶴屋さんの2人組と会話したりしているシーンは、観ている私もつらくなった。仲が良かった人達が、突然見知らぬ他人のようになるのは悲しくつらいことだと思う。

ハルヒ消失後の長門有希はかわいすぎるキャラになっている。おずおずと入部届をキョンに手渡すシーン、後にキョンから入部届を返される際の涙目の長門有希が特によい。長門有希が恋する乙女のようなキャラになっているのは、観ている私の方が恥ずかしくなるほどの初々しさ。このままの恋する乙女的な長門有希がよいのか、以前の長門有希がよいのかの選択権がキョンに残っていることについては、色々と考えさせられる。自分では決められないからキョンに選択を委ねていることについては長門有希の苦悩や葛藤が伝わってくるような気がして、長門有希に感情移入をしすぎてしまったせいか、観ている私もつらいと思ってしまった。

大人バージョンの朝比奈みくるが長門有希の前でつらそうな表情をしているのは、かなわぬ恋の悩みを抱えていることについて、長門有希と自分自身を重ねているように見えてしまった。大人バージョンの朝比奈みくるがベンチでキョンにもたれかかっているシーンを考えると、大人バージョンの朝比奈みくるがキョンへの恋愛感情を捨てきれない、と見えてしまう。実際には全く違うことを考えている可能性もあるけれど、このようなシーンを見ると、恋愛的なものとして考えるのが普通なのではないかなぁ。

古泉一樹はハルヒ消失前も消失後も私の中では好感度が高い。映画終了後の舞台挨拶の中で声優さんたちが古泉一樹を褒めていたのも頷ける。古泉一樹のような友達がいたらいいなぁ。

ハルヒ復活後、元気なハルヒが明るく元気よく変な要求や無茶なことをキョンに言っているシーンあたりで、涙が出てきた。誤解されそうだけれど、キョンがうらやましいから涙が出たのではない。本気で心配しているのにそんなことをキョンに悟られまいと振る舞うハルヒとやれやれという感じでハルヒとやり取りするキョン。この二人の楽しい掛け合いを観ていると、楽しくて懐かしくて、こんな良い作品が16年も前にあって当時も感動したはずなのに、その後何度か自宅で見直しているにもかかわらず、今日映画館で観てどうしようもなく感動してしまい、涙を流してしまった。

映画終了後、東京の劇場で開催されている舞台挨拶をリアルタイムで視聴できた(このような視聴をライブビューイングというらしい)。

ライブビューイングで登場した声優さんは、キョン役の杉田智和さん、涼宮ハルヒ役の平野綾さん、長門有希役の茅原実里さん、朝比奈みくる役の後藤邑子さん、古泉一樹役の小野大輔さんの計5名。SOS団のメンバー5名全員の声優さん達が舞台挨拶に登場してくれたので、とても嬉しい。冒頭から杉田さんが、現在上映中の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』のことを意識してか、ハサウェイのことでよく分からないことを発言され、平野さんが苦笑してスルーしましょう、のようなことを発言されているところなど、とても面白かった。ライブビューイングで観ている映画館内でも笑いが起きていた。

その他にも、声優さん達の楽しい話、ハルヒ愛などが伝わってきて、涼宮ハルヒの作品が好きな私にとっては、観ていてとても幸せな気分になってきた。

映画、舞台挨拶のどちらも楽しむことができた。今日『涼宮ハルヒの消失』を映画館に観に行ってよかった。一生忘れられない思い出になったと思う。

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