メーテルレジェンド


松本零士『銀河鉄道999』のヒロイン・メーテルとエメラルダスの若き日々を描いた作品。15歳の2人は双子の姉妹で、惑星ラーメタルの王女であった。女王・プロメシュームが自らの体を機械化するまでの過程と機械化によって人間としての精神が失われていく様子やメーテル・エメラルダスの銀河鉄道999との出会いが良く描かれていて面白かった。銀河鉄道999の原作コミックを全部読んでいる人であれば、原作の色々な謎が少し解けるかもしれない。ところで、人間の機械化を強行しているハードギア達に襲われた後も、今までと同じ建物内にメーテルとエメラルダスがいつもと同じように暮らしていたのは、ちょっと危機意識が足りないのでは?と思ってしまった。


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猫(ひめ)

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