原作・Juan Díaz Canales/作画・Juanjo Guarnido『BLACKSAD ブラックサッド 黒猫の男』

黒猫の探偵が主人公のフランスの漫画。

原作はJuan Díaz Canales(フアン・ディアス・カナレス)、作画はJuanjo Guarnido(フアーノ・ガルニド)という人だ。

本作品は、主人公である黒猫の探偵が、殺害された昔の恋人の亡骸を見て、犯人を絶対に許さない、という強い思いを持って犯人を探していくストーリー。

世界観は、人間が存在しないであろう世界で、猫、犬、蛇、ドブネズミ、豚といった動物たちが人間のように二足歩行をして生活している。衣服、住居、生活様式などは今の人間の世界と変わらない。

これらの世界観を漫画として表現しているのが、フアーノ・ガルニドという人で、この人は「レジス・ロワゼルによる前書き」によると、ディズニーのアニメーターのようだ。だからというわけではないのだろうが、絵が大変上手い。

本作品は、「ブラックサッド・シリーズ」の第1作目にあたるようだ。第2作目もまた機会があれば読んでみたいと思った。

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写真集『炭鉱(ヤマ) 写真・文章・本橋成一 (第2版)』を見た感想