「Final Fantasy IV Celtic Moon」のpreludeの笛の音が心地良い
Final Fantasy(ファイナルファンタジー)のprelude(プレリュード)は大変美しい曲であり、色々な人が色々なアレンジを加えて演奏をしている。
私が今までで聞いた中で一番美しかったのは、私が高校生の時(18年前頃)に、同じ部活の後輩の女の子に貸してもらったテープに録音されていたpreludeだった。
前半のハープの音で魅了された後、さらにうっとりするのが、演奏者の息遣いも聞こえんばかりの一生懸命さを強く感じる大きなビブラートのかかった幻想的な笛の音による調べ。
このpureludeの笛の音が大変心地良い。
何度繰り返して聞いても気持ち良い。
実は、このテープがどこにあるか分からなくなって、このpreludeをずっと聞くことができていなかった。かすかな記憶では、実家にテープを置いていたところ、誤って母親が母親が好きな歌を録音してしまったような気が……いや、濡れ衣かも(笑)。当時はそんなことで喧嘩したような記憶もあるが、それがこのテープだったのかどうかすら、思い出せない。(何でこんなに忘れるのだろう。)
このテープに録音されていたpreludeのCDが世の中にはあると思い、何週間か前から探していた。
18年前と言えば、Final Fantasy VII発売前なので、それよりも前のシリーズのFinal Fantasyであることは明らかだった。
その時代のCDをレンタル店で借りていったところ、やっと、テープに収録されていたpreludeが、「Final Fantasy IV Celtic Moon」(ファイナルファンタジーIV ケルティック・ムーン)というCDのものだった、ということが分かった。
探している間中、18年前にテープで聞いた音楽が頭の中で再生されていた。
その頭の中で再生されていた音楽よりも、CDで久しぶりに聞いた音楽は、さらに素晴らしかった。
昨夜から今日にかけて、久しぶりに仕事で肉体的にではなく、心が疲れていた。
そういった時に、このpreludeの笛の音を繰り返し、何度も聞いていると、本当に気持ちが良かった。
また、これからも何度も聞こうと思う。
今度は、なくさないようにしなくては……。
<2012音6月17日22時25分追記>
上記の記事を書きながら、心に引っかかっていたことがある。
本当に18年ぶりに聞いたのだろうか。
2012年6月16日の朝、自家用車に乗って、カーオーディオの音楽ライブラリを探していると、ライブラリの中に、既にこのアルバムが収録されていた。このカーオーディオは4年ほど前に車を買った時に付いていたものなので、最大で4年前には聞いていたことになる。その場合は14年ぶりだったのだろうか。もうアヤシイなぁ。自分の記憶が全くあてにならない。
このCDのおかげで心が安らぐ一方で、自分の記憶がどんどん曖昧模糊としたものになっていくことを痛感して悲しくなった。
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