湯之谷温泉のゲストハウスに朝食付プランで宿泊した感想
源泉かけ流しの宿 湯之谷温泉(住所:愛媛県西条市洲之内甲1193)に家族3人で宿泊したので感想(レビュー)等を備忘録として以下に記載する。
湯之谷温泉は、湯之谷温泉のホームページによると
JR伊予西条駅からタクシーで約7分
JR石鎚山駅から徒歩で約15分
の距離にあるようである。
石鎚山への登山客が登山前後に宿泊する宿としても良さそうである。
鉄道でのアクセスも良さそうであるが、私達家族は愛媛県松山市内にある自宅から車で湯之谷温泉を訪問した。
国道11号沿いにある湯之谷温泉の看板。
この看板から湯之谷温泉までは約200メートルの距離のようである。
看板は目立つので、車で国道11号を走っていればすぐに気付くであろう。
湯之谷温泉に至る道路と周辺の風景(田んぼ、山)。
道路はあまり広くないので、ゆっくりと走った方がよい。
湯之谷温泉前の駐車場(朝の様子)。
当ブログ記事内の朝の写真は全て宿泊した翌朝の写真である。
夜はもっと駐車場に車が停まっていた。
地元の人達が日帰り温泉で入浴するために車を駐車場に停めているのであろう。
湯之谷温泉の建物外観(朝の様子)。
湯之谷温泉の建物外観と足湯(朝の様子)。
足湯は、朝10時00分から夕方4時まで無料で開放されているようである。
是非利用したいと思っていたが、足湯が開放されていない時間帯で宿泊をしたので、今回は足湯は利用できなかった。
足湯の利用時間外の時間帯は、お湯が入っていない。
次回訪問する時には、足湯の利用時間内で訪問をしたい。
無料で利用できるのはいいなぁ。
私の家の近所にも、このような素敵な無料の足湯があれば、と羨ましく思う。
湯之谷温泉の建物外観(夜の様子)。
宿泊前夜の8時頃。
湯之谷温泉の玄関(夜の様子)と娘。
宿泊客も日帰り入浴客もこの玄関から中に入る。
玄関から中に入るとすぐにフロントである。
湯之谷温泉のフロント。
湯之谷温泉の大浴場への入口。
玄関を背にしてフロントに向かって左側を進むと、このように大浴場に通じる赤い扉がある。
大浴場は、日帰り入浴を楽しむ一般のお客さんと一緒に利用するため、時間帯によっては混雑している可能性はあるが、私達が行った夜8時から9時前の時間帯は人が少なかった。
部屋に荷物を置いた後で、この扉から大浴場に行って天然温泉を存分に楽しんだ。
(温泉の話は後述する。)
湯之谷温泉の宿泊者専用下駄箱に靴を入れる娘。
靴箱には鍵をかけることができる。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「山・川・海」への階段。
綺麗な木の階段。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「山・川・海」への階段を上る娘。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」への扉と1階への階段。
部屋のドアには鍵がかかっており、フロントで受け取った鍵でドアを開けて中に入る。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の入口から部屋の中を見た時の様子。
部屋の中は想像以上に、広々としている。
今回、私達家族が予約したのは家族だけで専有できる部屋ではなく、最大4名で部屋を共有して利用するゲストハウスの部屋。
私達家族は、妻、娘、私の合計3名であるから、部屋の定員である4名に1名足りない。
同じ部屋に知らない人が1名いるかもしれない、ということを気にしながら宿を予約したが、どうやら宿の人が配慮してくれたようで、私達3名で定員4名のゲストハウスを貸切状態にしてくれた(超繁忙期なら、このような配慮をしてもらうことは難しいかもしれないので、運が良かったと思う)。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋内のベッド3台。
写真には写っていないが、ベッドはもう1台あり、部屋の中には合計4台のベッドがある。
各ベッドが、このように大きく離されて並んでいるので、仮に知らない人と一緒の部屋になったとしても、窮屈な感じはしないであろうと思う。
個室タイプの宿と違い、他の人と部屋を共有するゲストハウスタイプの宿だと宿泊費が安くなる。
安い宿泊費なのに、このように広々とした部屋に、家族3人で貸切状態で宿泊できるのは、とてもお得感があって嬉しい。
ドアには鍵がかけられるのも、防犯上有難い。
防犯対策として、鍵付のロッカーが部屋の中に備えられているのも嬉しい。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋内の鍵付ロッカー。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋の鍵、ロッカーの鍵。
フロントでのチェックイン時に、家族3人にそれぞれ鍵が渡される。
鍵とロッカーの組み合わせは決まっているので、自分が利用できるロッカーは1つである。
家族で部屋を専有する場合は心配は不要であるが、知らない人と部屋を共有する場合は盗難が心配になるので、このような鍵付ロッカーがあるのは防犯対策として、とても安心できる。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋内のロッカーの中の様子。
ハンガーもあるので、衣類をかけておくこともできる。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋内のベッド(シーツ等の装着前)。
シーツは自分で装着する必要がある。
このベッドは妻が利用した。
このベッドは他のベッドとは違い、カーテンで目隠しをすることができる。
家族だけでしか利用しなかったので、このカーテンは使用しなかった。
知らない人と部屋を共有した場合は、カーテンを使用することになったかもしれない。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋内のベッド(シーツ等の装着後)。
このベッドは娘が利用した。
シーツは、娘が綺麗に装着した。
湯之谷温泉のゲストハウス部屋「海」の部屋内のベッド(シーツ等を装着する娘)。
このベッドは私が利用した。
お風呂上りの娘に頼み込んで、私の布団、敷布団にシーツを装着してもらい、枕には枕カバーをかけてもらった。
今日1日すっかり疲れ切っていた私は、娘にお手伝いをしてもらって、とても助かった。
湯之谷温泉のゲストハウス用の共同トイレ・洗面所。
オシャレな雰囲気だし、とても綺麗で清潔感もある。
ゲストハウスであるため、部屋の中にはトイレ・洗面所はなく、共用である。
男性用、女性用の区別はあった。
この写真は男性用の共同トイレ・洗面所。
洗面所に向かって左側に個室タイプのトイレが2つある。
もちろん、トイレには鍵をかけることができる。
湯之谷温泉のゲストハウス用の共同トイレ(洋式トイレ)。
とれも綺麗に掃除されていて、清潔感があった。
安心してトイレを使うことができた。
湯之谷温泉のゲストハウス用の流し台。
女性用の共同の洗面所・トイレのすぐ近くに、この流し台があった。
流し台の奥には、コインランドリー室があった。
湯之谷温泉のゲストハウス用のコインランドリー室。
湯之谷温泉のゲストハウス用のコインランドリー室のコイン式全自動洗濯乾燥機(SHARP ES-HD63P)。
コイン式全自動洗濯乾燥機(SHARP ES-HD63P)の注意事項。
洗濯から乾燥まで全自動でできる洗濯機で、洗剤は投入不要で自動的に洗剤が投入されるタイプのようである。
洗濯から乾燥までの標準的な料金は500円のようである(洗濯容量:3kgまで、目安時間120分とのこと)。
長期で旅行をしている人にとっては、このように綺麗で便利な洗濯機・乾燥機が使えるのであれば、とても便利であろう。
湯之谷温泉1階の談話室前の廊下(夜の様子)。
この廊下の雰囲気がまた良い。
部屋の中で飲食をするのは禁止されているため、夕食としてスーパーのフジで購入した弁当などは1階の談話室で頂いた。
湯之谷温泉の談話室の掘りごたつ式のテーブル、畳、テレビ。
談話室には誰もいなかったので、私達家族だけで使用することができた。
誰かが途中で入ってくるかと思っていたけれど、誰も入ってこなかった。
畳なので、とても落ち着ける。
湯之谷温泉の談話室でご飯を食べながらテレビを見る娘。
テレビ好きの娘は、何かの番組を早速見ている。
夕食を食べ終えた後で、私も久しぶりにテレビを観た。
綾瀬はるかのテレビドラマを観た。
第1話ではなく、第6話あたりだったが、話の途中からでも十分楽しめるドラマであった。
テレビドラマを観るのは久しぶりのことであった。
最後にテレビドラマを全話観たのは、綾瀬はるかがヒロインを演じていた今から12年前の白夜行以来かもしれない。
家族3人でテレビドラマ1話分を視聴したのは、どれぐらいぶりだろう。
テレビドラマの内容について色々な意見を交わしたのは初めてかもしれない。
妻と私の2名であれば、白夜行について意見を交わしたことはあったが、その頃は娘はまだ生まれたばかり。
娘が生まれる数週間前に白夜行の放送が始まり、途中で娘が生まれた。
妻、娘、私の3名で、テレビドラマの内容について会話ができたのは、今回が初めてかもしれない。
旅行中は家族で一緒の時間を楽しもうという気分になりやすいのだとは思うけれど、湯之谷温泉の談話室では自宅以上に家族団欒を楽しむことができた。
湯之谷温泉の談話室のカウンターと本棚。
温泉施設にふさわしいと思われる本(テルマエ・ロマエなどの漫画本など)が置いてあった。
テレビが苦手な人は、ここで読書をしてゆったりとした時間を過ごすのも良いと思う。
湯之谷温泉の談話室のカウンター。
湯之谷温泉の談話室のカウンター、電子レンジ、電気ポット、流し台。
私達は利用しなかったけれど、持ち込んだ弁当を電子レンジで温めたり、カップラーメン用のお湯を沸かすことができる。
湯之谷温泉の談話室のカウンターのタイル張りの流し台。
可愛らしくて良い流し台だと思う。
湯之谷温泉1階の食堂(朝の様子)。
朝食会場は広々としている。
朝食は宿を予約する時に事前に申し込んでおく必要がある。
フロントでのチェックイン時に朝食を食べる時間帯を聞かれるので時間帯は選ぶことができる。
私達家族は、妻の希望により、7時30分からの朝食を予約した。
湯之谷温泉の朝食。
とても豪華な和食。
ご飯のお代わりは無料で可能で、スタッフの女性の方が何度も「お代わりはいいですか?」と聞きに来てくれた。
私達家族は全員、お代わりをした。
娘が大人と同じだけの量を食べられるようになっていることに今更ながら驚いた。
娘は中学1年生。
見た目は小学5年生ぐらいにしか見えないけれど、どんどん大人に近づいているようである。
先に食事を終えた妻が「体が冷えたのでお風呂に入ってくる」と言って、娘と私を残して風呂に行ってしまった。
妻にとっては朝食会場の冷房が効きすぎていたらしく、体が冷えてしまった、とのこと。
娘は食べる量は大人と同じになったけれど、食べおわるまでには時間がかかるようである。
私は娘が食べ終わるまでは、娘と一緒に朝食会場で待機することにした。
何十分か経過した8時18分頃、妻からLINEで写真が届いた。
湯之谷温泉の大浴場(女湯)。
妻からは「貸切―」という嬉しそうなコメントが届いていた。
湯之谷温泉の大浴場が利用できる宿泊者用の時間帯は2つに分かれている。
・午前:朝7時から10時まで(宿泊者のチェックアウト時刻は午前10時)
・午後:昼の3時から夜の10時まで
日帰り入浴だと、午前8時30分から午後10時まで(9時30分が札止め)なので、午前7時から午前8時30分までは宿泊者専用の大浴場となる。
だから、貸切になりやすい。
妻と娘は行かなかったけれど、私は実は朝7時に大浴場に行った。
その時は、残念ながら先客が2名もいたので貸切にはならなかった。
夜も貸切ではなかった。
妻からの「貸切―」というコメントを見て、私も今ならもしかしたら貸切になるかも、と考える。
そのうち、妻がお風呂から出て、娘もご飯を食べ終えたから、私もお風呂に入ることにした。
ご飯を食べる前、ご飯を食べた後、朝から2回も天然温泉のお風呂に入ることができるとは、何たる贅沢!
温泉施設で宿泊することの醍醐味は、このようなところにある。
湯之谷温泉の大浴場(男湯)。
私も貸切だった。
非常に嬉しい!
ゆっくりとつかっていよう...と考え始めていると、5、6人の人達が大浴場に入ってきた。
どうやら日帰り入浴としてやってきた一般の入浴客の人達のようであった。
そうか、もう一般入浴が可能な8時30分を過ぎていたのか!
朝8時30分からこんなにもたくさんの人達が入浴に来るということは、とても温泉好きなのであろう。
そりゃそうだ、こんなに気持ちのよい温泉なのだから。
私の家の近所にもこのような素敵な温泉施設があれば、毎日でも入浴しに来たいと思ったであろう。
泉質はナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)で、とても気持ちが良い。
熱いお湯は、東京銭湯の熱めのお湯と同等程度の熱さがあったが、熱くて入ることができない、というほどではない。
熱いお湯が苦手な人は、ぬるいお湯が入った浴槽もあるので安心である。
昨夜は、私は水風呂と熱いお湯のお風呂を行ったり来たりすることを繰り返した。
私の場合、就寝前に水風呂と熱い風呂を行き来すると寝つきがよくなる。
サウナ室もあるので、サウナが好きな人はサウナと水風呂を行ったり来たりするのも良い。
朝風呂の場合、あまりにも気持ち良くなりすぎると、お風呂上りに二度寝をしたくなってしまうから、朝は水風呂には入らず、熱めのお風呂とぬるめのお風呂を行ったり来たりした。
もちろん、この風呂の出入りでも十分、気持ち良い。
天然温泉のお湯が、心地よさをより一層感じさせてくれる。
いつまでも入っていたい気分ではあったけれど、旅行中の身。
これからの予定を考えて、長湯はせず、さっとお風呂から出る。
湯之谷温泉の宿泊の案内。
湯之谷温泉には、色々なプランがある。
私達家族が今回利用したプランは、「★ゲストハウス(相部屋)*手作り朝食付き★」である。
私達家族は、楽天トラベルで予約をした。
予約をしたい人は、源泉かけ流しの宿 湯之谷温泉のリンクから予約ができる。
湯之谷温泉の入浴料金の案内。
愛媛県告示 第905号 平成26年9月1日
入浴料金を次のように指定する
愛媛県知事 中村 時広
400円 大人12才以上
150円 中人 6才以上12才未満(小学生)
60円 小人 6才未満(幼児)
宿泊は不要で日帰り入浴だけを楽しみたい人は、なんとこの料金で温泉を楽しむことができる。
何年か前に宿泊はせずに日帰り入浴をしに来たことがある。
その時から、湯之谷温泉のお湯は良いと思っていた。
今回、宿泊をすることで、湯之谷温泉をたっぷりと楽しむことができた。
妻も娘も私も大満足であった。
また泊まりに来たいと思ったし、もし、近くを通りかかった時は日帰り温泉だけでも楽しもうと思った。
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