Madagascar / マダガスカル

おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆

ニューヨークの動物園で人気者のライオン、シマウマ、キリン、カバたちが動物園を脱走して野生の世界を目指すというお話。と言っても、この中で野性の世界に憧れているのはシマウマだけで、他の動物たちは動物園の生活に満足していた。そのため、ついにはキツネザルたちがたくさん住んでいる野性の世界・マダガスカル島に到着しても、野性の世界では食べ物、住居で不便な思いをするから快適な動物園に帰りたい・・・と切望する(シマウマは喜んでいたが・・・)。特に、ライオンは残りのメンバーと違って肉食動物だから、肉を食べなくてはいけない。しかし、肉は動物園の飼育係の人に与えられていたため、自分で狩りをして食事にありつくことが発想できない。あまりにもお腹が空いて、だんだん野性の本能が目覚めてきて、友人のシマウマがおいしそうな肉に見えるようになり、思わずシマウマを襲ってしまって落ち込んでしまうライオンは哀れだった。このお話は、全体的にユーモラスなお話だが、このようにシビアな内容も含まれている。ところで、この映画で私にとって一番印象に残っているキャラクターは、ペンギンたちだ。ペンギンの一挙手一投足が他のキャラクターたちよりずば抜けてかわいらしく、面白かった。

《備考》
監督:Eric Darnell(エリック・ダーネル)

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