病院で処方された夏風邪の薬のメモと無気力感に悩まされた2週間
3週間ほど前から発生している体調不良。38度前後の微熱と鼻水が出る症状は1週間ほど前に収まったが、咳はまだ続いている。
これらの症状だけであればまだ良かったが、これまでにあまり経験したことのない症状に悩まされ、ようやくその症状も5日ほど前に何とか収まった。そのあまり経験したことのない症状とは、無気力感、虚脱感、脱力感。
これまでの私であれば、微熱であろうが高熱であろうが、仕事でもプライベートでも何とか体を動かすことはできていた。
出勤できない時、自宅から出られない時は、自宅で何とか体を動かし、仕事や作業をすることができていた。
体調不良であっても、やる気が失われることはなかった。
しかし、今回は何をするにしても、やる気が出なかった。
仕事をする気が起きない、ということならまだ分かる。
私が大好きなアニメ視聴までできなくなってしまった。
極度の無気力感、虚脱感、脱力感に襲われ、何に対してもやる気が起きなくなかった。
何もせずにぼーっとしているか、ひたすら寝ることしかできなくなってしまった。
病院で処方された薬を飲むと強い眠気が誘発され、極度の無気力感・虚脱感・無力感に襲われている状況だと眠気には全く抵抗できず、すぐに眠ってしまう、ということも「寝ることしかできなくなってしまった」ということに拍車をかけたとも思う。
今回の体調不良を治すために2週間ほど前に病院で診察を受けており、病院では夏風邪用の薬を処方されている。
参考までに、病院で処方された夏風邪用の薬を以下にご紹介。
病院のすぐ隣の薬局で渡された薬の説明書にはそれぞれの薬について以下の説明がある。
・ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医療用)
朝・昼・夕食後 1日3回5日分
一日量:9g
薬価:13.3円/1g
【薬のはたらき】
・気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、
アレルギー性結膜炎、感冒、気管支炎の治療に
用いる漢方薬です。・カルボシステイン 500mg「トーワ」
朝・昼・夕食後 1日3回5日分
一日量:3錠
薬価:7.8円/1錠
【薬のはたらき】
・痰を出しやすくするお薬です。・フスコデ配合錠
朝・昼・夕食後 1日3回5日分
一日量:9錠
薬価:5.6円/1錠
【薬のはたらき】
・咳をしずめるお薬です。
【注意事項】
・眠気、めまい、ふらつき等を起こすことが
ありますので、そのような場合には車の
運転、機械の操作、高所での作業などは
さけてください。・トラネキサム酸錠 250mg「YD」
朝・昼・夕食後 1日3回5日分
一日量:3錠
薬価:9.9円/1錠
【薬のはたらき】
・全身的な出血や局所的な異常出血を止め、
各種炎症をおさえて症状を改善するお薬です。
この薬の説明書を改めて見てみると、フスコデ配合錠にだけ注意事項が記載されており、眠気、めまい、ふらつき等を起こすことがありますとのこと。
毎年、年に2回程度は風邪を引いてしまう身としては、これまでにも風邪薬としてフスコデ配合錠はよく飲んでいたので、フスコデ配合錠が体に合わなかった、ということではない、と思いたいけれど、今回は合わなかったのかもしれない。
これまでフスコデ配合錠を飲んでも、特に眠気が来るというようなことはなかったと思うけれど、今回の体調不良では体がいつもよりも弱っていたのか、いつもとは症状が違っていたのか、フスコデ配合錠を飲むことで強い眠気が来てしまったのかもしれない。
昔からよく飲んでいる薬だからと言って油断はしてはならない、いつもとは違う副作用が出るかもしれない、ということを考えることになった。
これらの薬の裏側。
サクコルチン配合錠。
薬局の薬の説明書に記載されている説明は以下の通り。
・サクコルチン配合錠
寝る前 1日1回5日分
一日量:2錠
薬価:5.6円/1錠
【薬のはたらき】
・炎症やアレルギーによる症状を抑えるお薬です。
【注意事項】
・アルコールは、お薬の効き目が強くなることがありますので注意してください。
薬を飲んでいる期間では、ビールなどのアルコール飲料はさすがに飲まなかった。
そもそもアルコールを飲みたいと思うような気力が生まれなかった。
サクコルチン配合錠の裏側。
薬局の薬の説明書に記載されている説明は以下の通り。
・ロキソプロフェンNa錠 60mg 「三和」
発熱時
薬価:7.8円/1錠
【薬のはたらき】
・熱を下げ、痛みをやわらげ、炎症を抑えるお薬です。
【注意事項】
・とくに指示がない限り、コップ1杯の水またはぬるま湯でかまずに服用してください。・レバミピド錠 100mg 「オーツカ」
発熱時
薬価:9.9円/1錠
【薬のはたらき】
・胃の粘膜を修復するお薬です。
【注意事項】
・とくに指示がない限り、コップ1杯の水またはぬるま湯でかまずに服用してください。
病院で診察を受けたのは、体調不良になってから4日ほどが経過した後で、もう熱は平熱になっていたからこの薬は使用しなかった。
これらの薬の裏側。
こうやって見てみると、病院で処方される夏風邪の薬というのはたくさんあることが分かる。
市販されている風邪薬だと、1種類の風邪薬を買って食後に3錠ほど飲んで終わり、というパターンになると思うけれど、このように病院の風邪薬だと複数種類の薬を飲むことになる。
市販の薬よりも病院の薬の方がよく効く、というイメージは昔からあるが、病院から処方される薬の種類・量を見ると、そりゃーそうだ、と納得してしまう。
こんなにもたくさんある夏風邪用の薬には、無気力感・虚脱感・脱力感を治すような薬は含まれていなかった。
私が病院の先生に診てもらう時に説明ができていなかったからだろう。
これは私が悪い。次回似たような症状になったら、きちんと先生に説明しよう。
今回の私の体調不良の症状は病院の先生の診断としては夏風邪かもしれないけれど、私としてはここしばらくの出張や引っ越しに伴って蓄積されていた肉体的・精神的な疲労がどっと出てしまった結果ではないか、と考えた。
アニメ視聴すらできないほどの無気力感、虚脱感、脱力感。アニメ好きの私にとっては考えられないほどの事態。
とにかく休め、という心と体からの警告なのだろう。
幸いなことに、病院で処方された薬をきちんと飲み、たっぷりと睡眠をとることで、心身共にほぼ回復。
無気力感・虚脱感・脱力感を治す方法の1つは、とにかく体を休める、ということにあるのかもしれない。
現在、まだ咳は続いているが、これはいつものこと。私は一度体調を崩して咳をすると、1か月ぐらいは咳が治らない。
無気力感、虚脱感、脱力感からは解放されたから、何事にもやる気が出てきた。
よし、今から我が家の飼い猫-ゆきお君のそばに行って、ゆきお君を撫でまわそう。