冨士山のつつじを鑑賞した
愛媛県大洲市の冨士山のつつじが見頃であったので、見てきた。
ちなみに、冨士山は、「とみすやま」と読む。
この読み方を前日まで知らなかった私は、日本一の標高を誇る富士山(ふじさん)と読み間違えていた。
以前、お義父さんに連れて行ってもらったことがある妻を除くと、私と娘にとっては初めての冨士山であった。
冨士山には自動車で向かう。
冨士山の山道は2車線で広いから、運転は難しくない。
山道の途中では交通整理員の人が2名ほどいて、冨士山公園駐車場整理券の購入を求められた。
事前に大洲市のホームページで、つつじまつり期間の5月3日から5月7日までは、交通整理料が必要であることは確認していたので、購入を求められたことについては、特に驚きはしなかった。
冨士山公園駐車場整理券 普通乗用車(軽自動車含む)大洲市観光協会。
私の運転する車は普通自動車だったので、500円の料金を支払ってこの整理券を入手した。
整理券はどこかで回収されることはなかったので、冨士山に来た記念にもなった。
駐車場は山道の途中に何か所かあった。
冨士山公園展望台前の駐車場にいた交通整理員さんに、駐車場が満車になっているから少し先の道に駐車できるような線を引いているから、そこに車を停めてほしい、と言われた。
その道に行ってみると、2車線の道路の片側に車が縦列駐車で並んでいた。
道路の中央線に垂直になるように白線が引かれていて、車1台ずつが駐車できるような長方形の駐車スペースが複数できていた。
縦列駐車とは言っても、長方形の縦の長さが長いので、難なく駐車できた。
この臨時の駐車スペースから、冨士山公園展望台までは、歩いて数十秒の距離。
冨士山公園展望台。
臨時の駐車スペースから冨士山公園展望台に向かう。
冨士山公園展望台付近のタンポポの白い綿毛。
道端に生えているタンポポの綿毛は、ふわっとしていて可愛らしい。
我が家の飼い猫ゆきおの可愛らしい白い胸毛を思い出す。
冨士山公園展望台の野良猫。
この野良猫は、とても汚れていた。
誰かが展望台に猫を捨てに来たのであろう。
我が家の飼い猫ゆきおも、展望台に捨てられていた野良猫だったので、この猫を見ていると複雑な気持ちになった。
観光客に餌をもらえている今の時期はまだいいけれど、観光客が来ない時期は、この猫は生きていけないかもしれない。
冨士山公園展望台から眺めた赤色やピンク色のツツジで彩られた山頂付近。
美しい。
冨士山公園のつつじの花と大洲市街と肱川。
冨士山公園のつつじの花と冨士山山頂付近。
山頂付近に設置されている標識によると、冨士山頂上の標高は、319.61メートルとのこと。
ここから展望台までは400メートルとのこと。
展望台から休憩をしながらゆっくりと歩いているため、展望台から頂上まで徒歩何分で到着できるのかという正確な時間は分からないけれど、私たち家族はここまで30分の時間がかかっていた。
小学6年生の娘は元気いっぱいであったが、私と妻はここに来るまでに、ベンチで2回は休憩しないといけなかった。
冨士山を登っている人達の中には、おじいさん、おばあさんも多数いらっしゃったので、私達夫婦は日頃からもっと運動をしないといけないのであろうなぁ。
冨士山公園の赤やピンクの色鮮やかなつつじの花に囲まれた道を歩く娘。
赤、ピンク、オレンジ色のつつじの花に覆われた冨士山の山頂付近。
山頂付近から展望台にまで下っていく時の道の景色は、登っていく時の景色とはまた違って見える。
下りの時の方が見晴らしが良いので、つつじの花々がたくさん見えて、より美しい道に感じられた。
冨士山展望台から大洲市街を双眼鏡で眺める娘。
双眼鏡は、COVAC(コバック)社のものであった。
娘は、各地の展望台に設置してある双眼鏡で景色を眺めることが好きである。
今日も娘からの求めに応じて、100円硬貨を投入。
100円で約90秒間、双眼鏡で景色を眺めることができる。
娘は、自動車が動いている様子が見える、などと言って、とても喜んでいた。