本棚の天板の端を爪と肉球でつかんで座る猫-ゆきお
自宅の極楽室でくつろいでいると、妻から本棚を見るようにと言われた。
「見て、ゆきおの肉球が本棚の端からはみ出てる」
本棚の天板の端を爪と肉球でつかんで座る猫-ゆきお。
本棚の天板の端を爪と肉球でつかんで座る猫-ゆきおを下から見上げた様子。
妻が見た瞬間は違ったのかもしれないけれど、私が見た時、これらの写真を撮った時、我が家の飼い猫ゆきおの肉球は見えなかった。
はみ出ていたのは、肉球ではなく、肉球を取り巻くふかふかの白い毛が生えたあたりだけ。
妻は、このゆきおのポーズがとても気に入ったようであった。
私も、ゆきおが本棚の天板の端を爪できゅっと握っているらしきポーズが可愛らしいと思った。
ゆきおの一挙手一投足が気になる飼い主たちをよそに、ゆきおは本棚の上から飼い主たちを見下ろすこともなく、どこかを見ていた。
今日もゆきおの考えていることは分からないけれど、ゆきおを見ている者たちは、ゆきおに癒された。