DuckDuckGoという検索サイトを使ってみた感想
Google Analyticsで当ブログのアクセス状況を確認していると、参照元サイトの第3位に見慣れないドメインが記載されていた。
duckduckgo.comというドメイン。
調べてみると、duckduckgo.comとは、DuckDuckGo(ダックダックゴー)という検索サイトのドメインであることが分かった。
早速、DuckDuckGoの検索サイト(https://duckduckgo.com/)を訪問して確認してみる。
iPhone 6で見た時のDuckDuckGoトップページ。
サイトには日本語で、「あなたを追跡しない検索エンジン。」と書かれていた。
下向きの矢印アイコン(PCサイトでは「もっと知ろう。」というリンクテキストもある)をクリックすると、ページが下にスクロールし、英文で説明が続いた。
以下の英文はDuckDuckGoのトップページからの引用で、日本文は私の適当な訳文。
We don't store your personal information. Ever.
Our privacy policy is simple: we don't collect or share any of your personal information.
→DuckDuckGoは、「あなたの個人情報を蓄積しません。プライバシーポリシーはシンプルで、あなたのいかなる個人情報の収集、共有を行いません」とのこと。
We don't follow you around with ads.
We don't store your search history. We therefore have nothing to sell to advertisers that track you across the internet.
→DuckDuckGoは、「広告目的であなたに付きまとったりしません」、「あなたの検索履歴を蓄積しませんので、インターネット上であなたを追跡する広告主にあなたの検索履歴を販売するものはありません」とのこと。
We don't track you in or out of private browsing mode.
Other search engines track your searches even when you're in private browsing mode. We don't track you -- period.
→DuckDuckGoは、「プライベートブラウジングモードの内外であなたを追跡したりしません。他の検索エンジンは、プライベートブラウジングモードでの検索についてもあなたを追跡します。DuckDuckGoは追跡しません」とのこと。
Switch to DuckDuckGo and take back your privacy!
No tracking, no ad targeting, just searching.
→「検索エンジンをDuckDuckGoに乗り換えれば、プライバシーを取り戻すことができます。追跡されたり、広告のターゲットにされることもなく、検索だけを行えます」とのこと。
ちょっと面白そうだったので、実際に検索をしてみた。
iPhone 6で見た時のDuckDuckGo検索結果ページ。
マイナーな検索サイトなので日本語には対応していないのかも、と思っていたら、日本語にもきちんと対応していた。
検索結果の上部にある「Japan」となっているところから、検索結果を特定の地域(国)に絞り込むこともできる。
初期値が日本で絞り込まれているのかと思っていたら、絞り込まれてはいなかったので、「Japan」の隣のツマミをずらしてみると、日本で絞り込むことができた。
画像検索や動画検索も行えたので、結構使えるかもしれない。
2017年現在、日本で多くの人はGoogle社のGoogle検索を使っていると思う。
PC購入時の初期設定のまま使っている人であれば、MicrosoftのBingを使うことも多いと思う。
Google検索が登場する前から愛用している人は、エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社のgooを使っているかもしれない。
このDuckDuckGoという検索サイトは、これらの知名度がある検索エンジンと比べるとどうだろうか。
私がちょっと試した限りでは、Google検索の方が期待した結果が得られやすいので、GoogleからDuckDuckGoに乗り換えるユーザはあまりいないのではないかと思う。
あるキーワードで検索した時に、Googleであれば私のサイトが上位表示されるのに、DuckDuckGoだと下位表示されるのは、あまりいい気持ちがしない。
色々な検索エンジンで、色々な検索結果を楽しみたい、という少しマニアックな刺激を求めるユーザにとっては、DuckDuckGoは検索エンジンの1つとして役に立つと思うかもしれない。
私の感覚としては、DuckDuckGoが当ブログへのアクセス元サイトの3位になっていたことについては、謎としか思えない。
DuckDuckGoのユーザがそんなにもいるとは思えないから。
私の感覚が間違っている可能性もあるし、流行を感じ取れていないだけかもしれないので、今後、DuckDuckGoが流行っていくかどうかについては気にしておこうと思った。