松山神社駐車場から唐門へ ― 桜・ヒヨドリ・メジロ・松山城が美しい

松山神社を散歩したら美しい桜、かいわらしい野鳥(ヒヨドリ、メジロ)を見ることができた。

石段を登り切った眺めのよい場所からは松山市街、勝山、松山城がよく見えた。

今日この日(2025年3月20日)に松山神社を訪れてよかった。以下、詳細。

松山神社駐車場

松山神社駐車場。車、バイク、自転車を停めることができるようだった。

私はこの場所が最初分からなかったので石段を登った先にある本殿の裏側にバイクを停めたため、本殿の裏側から石段を下りてここまで移動し、ここから登り直している。

松山神社駐車場の場所

住所

愛媛県松山市祝谷東町640

地図(Googleマップ)

地図(Googleストリートビュー)

松山神社駐車場、石段

松山神社は石段の登り口手前に駐車場があるのでとても便利。3台ぐらいなら問題なく駐車できそう。

松山神社の看板「松山神社のあらまし」

松山神社のあらましという看板。

松山神社の歴史を学べる他、例えば「初天神祭、筆塚祭」については「毎年1月25日 入園・入学・進学・合格祈願祭を行い筆塚において筆墨の霊をまつる」といったように現在も行われている行事についても知ることができる。

松山神社 松山市教育委員会の立て札(松山神社)

石段の登り口左手には松山市教育委員会の立て札もあり、松山神社の歴史を学ぶことができる。

松山神社

 祭神は、徳川家康公で相殿に菅原道真公を祀る。
 元和4(1618)年、松山城主加藤嘉明が湯月八幡宮の境内に小祠を建て、家康公の神霊を祭祀したが、明和8(1765)年に松山藩主松平定静が祝谷の田高の丘(現社地)に社殿を造営し、東照宮と称え、城下の鬼門鎮護の神として崇敬した。
 また、延喜元(901)年、菅原道真が筑紫に左遷されていく途中、祝谷山崎の丘に立ち寄りて、温泉に浴したという故事により、里人が太宰府天満宮より旧跡の山崎の丘に神霊を勧請し、天満神社として尊崇していた。  その後、明治43(1910)年、東照宮に天満神社を合祀し、松山神社と改称した。
 現在の社殿は、元治ニ(1865)年に造営されたものであり、典型的な権現造りの面影を、今もそのまま伝えている。

松山市教育委員会
松山神社 石段登り口

石段登り口から登っていく。綺麗に整備されているので登りやすい。

松山神社 松山市教育委員会の立て札(高浜虚子)

松山市教育委員会の立て札で高浜虚子の句碑を確認できる。

しろ山の鶯来啼く士族町
高浜虚子(たかはまきょし)
(1874―1959/明治7年―昭和34年)

 虚子が酒井黙禅(さかいもくぜん)の田高庵に遊んだ記念として、虚子の郷里に関する名吟の中から右の句を石に刻んだ。句は明治37年3月、俳誌「ホトトギス」に発表されたもので、酒井家所蔵の半折(はんせつ)をそのまま写した。
 その後、中七の「啼く」は「鳴く」として全集等に登載されている。

松山市教育委員会
『俳句の里 松山』
松山神社 石段と桜

石段の途中に桜が綺麗な場所があり、桜を眺めてみると、かわいらしい野鳥たち(ヒヨドリ、メジロ)がいた。

松山神社 桜とヒヨドリ

松山神社の桜の枝に止まるヒヨドリ。フワフワの羽や立派な尾羽が美しく、かわいらしい。

松山神社 桜とメジロ

松山神社の桜の枝に止まるメジロ。観察していると、ピョンピョンと飛び回っては桜の花の蜜を一生懸命に吸っていて、とてもかわいらしかった。

松山神社 鳥居と立て札

少し石段を登ると、鳥居と立て札が見えてきた。

松山神社 松山市教育委員会の立て札(酒井黙禅)

松山市教育委員会の立て札で酒井黙禅の句碑を確認できる。

東風の船高浜に着き五十春
(こちのふねたかはまにつきごじゅっしゅん)

酒井黙禅(さかいもくぜん)
(1883―1972/明治16年―昭和47年)

「ホトトギス」同人酒井黙禅が東大医学部卒業後、日赤松山病院長として東京から赴任したのは大正9年3月のことで、38歳であった。その時、虚子は、「東風の船博士をのせて高浜へ」の句を贈って黙禅の前途を祝福した。
 この句碑の句は、虚子の右の句を受けたもので伊予在住50年を記念しての句である。

松山市教育委員会
『俳句の里 松山』
松山神社 石段と鳥居

石段と鳥居。鳥居は木製で他の神社ではあまり見かけないタイプなので見ごたえがある。

鳥居の向こうには手水舎と唐門が見える。

松山神社 石段と手水舎と唐門

手すりが付いた石段を登った先の左手には手水舎、正面には唐門が見える。

左手には(口を閉じた)吽形の狛犬、右手には(口を開いた)阿形の狛犬が見える。

松山神社 石段と唐門

石段と唐門。左手には手水舎。

松山神社 唐門

松山神社の唐門。唐門の先には拝殿が見える。

松山神社 手水舎

松山神社の手水舎。

松山神社 手水舎と龍の像

左右に2つずつ並べられた柄杓の間に龍の像があり、龍の口からは水が流れ落ちている。

龍の向こうに見えるのは松山市街、勝山(城山)、松山城。

松山神社 唐門・手水舎前から眺める松山市街・勝山・松山城

松山神社の唐門と手水舎前の場所からは、松山市街、勝山(城山)、松山城がよく見えるので、ゆっくりと観察。

勝山の左手には伊予鉄高島屋の観覧車「くるりん」も見える。

松山神社 唐門・手水舎前から眺める勝山山頂・松山城

勝山山頂の松山城を眺める。木々の葉に隠れているところが多いけれど、松山城の立派な石垣もよく見える。

松山神社 唐門・手水舎前から眺める松山城天守閣

松山城天守閣の窓からは観光客と思われる人達が外を眺めているように見えた。

次に私が松山神社の天守閣を訪問する機会があったら、天守閣から望遠ズームで松山神社を撮影してみたいなぁ。

松山神社 唐門・手水舎前から眺める松山神社の石段・松山市街・勝山

松山神社の唐門・手水舎前からの景色は本当に素晴らしい。駐車場から登ってきた石段がまっすぐに続いている様子も美しいのに、その美しい石段の隣に松山市街・勝山・松山城が見える素晴らしい景色にはただただ感動する。

「松山市内から松山市街と勝山と松山城がよく見えるお勧めの場所はどこですか?」と聞かれたら「松山神社」と言えること間違いなし。

松山神社 道後村めぐりの立て札とスタンプ箱

唐門前には道後村めぐりの立て札とスタンプ箱があった。

道後村めぐり
松山神社
Matsuyama Shrine
第二十八番
(No.28)

ここは、菅原道真を祀る社と、徳川家康を祀る東照宮とを合わせて、松山神社と改めたという。展望がよく、松山城も美しく見える。

簡素な説明文だが分かりやすい。私自身はスタンプは集めていないけれど、スタンプを巡る旅も面白そうだ。

当ブログに掲載している野鳥や松山城の写真を撮影するのに使用した望遠ズームが凄いカメラ

Canon PowerShot SX70 HS

光学65倍ズームで撮影できる望遠のデジタルカメラ。遠くにいる鳥などを撮影しやすい。

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松山神社唐門から拝殿・本殿・裏参道・駐車場へ ― 勝山・御幸寺山が美しい