東京銭湯のマスコットキャラ・ユっぽくんのピンバッチを入手した
昨日訪れた銭湯で、2016年11月30日まで開催されている東京銭湯のスタンプラリー「ユっぽくんをさがせ!」のチャンス1のスタンプシートのスタンプ欄9個が全て埋まった。
9つの銭湯スタンプが押された「ユっぽくんをさがせ!」のチャンス1のスタンプシート。
これでチャンス1の特典がもらえる。
チャンス1の特典は、先着8000名までがユっぽくんのピンバッチをもらえるという特典だが、今月末でキャンペーンが終了するため、ひょっとしたら早めにピンバッチをもらいに行かないと無くなってしまって入手不可能になるかも、と心配になったので、今日中に何とかピンバッチを交換できる銭湯に行くことにした。
しかし、東京都港区新橋の会社を出たのが23時30分。
新橋駅に着く頃には23時40分。
この時間から行ける銭湯で、かつ、ユっぽくんのピンバッチを受け取ることができる特典交換所となっている銭湯は、思いつく限り、上野駅から徒歩11分程度の距離にある寿湯ぐらいしかなかった。
寿湯は深夜1時30分まで営業しているのでまだまだ開いている。
新橋駅で乗車した京浜東北線の電車が上野駅に到着する頃には24時0分になっていた。
私が利用している常磐線快速電車の最終電車は上野駅24時50分発なので、その時までには戻って来ないといけない。
往復22分かかるとしたら、銭湯で体を洗ったり、湯船につかったり、髪や体を乾かしたりする時間は合計で最大28分しかない。
本来なら、あまりにも慌ただしいので、銭湯に行くのを諦めるべきだろうけれど、どうしてもユっぽくんピンバッチが欲しかったので、上野駅の改札を飛び出した。
浅草口から上野駅を出て、早足で寿湯に向かう。
新橋では降り止んでいた雨が上野では降っていたので傘を差す。
小降りだったので、傘を差しているからといって、移動時間には影響が出なかった。
寿湯には何度か来ているけれど、今日は駅からの最短時間記録を出した。
それでも10分ぐらいはかかっている。
寿湯の自動券売機で、入浴料金の460円とタオルセット(体を洗うナイロンのタオル、ハンドタオル、バスタオルの3点)の50円を支払い、発行された券をフロントのおばさんに渡す。
タオルセットを受け取った後で、「ユっぽくんをさがせ!」のスタンプシートを出し、恐る恐るユっぽくんのピンバッチはまだあるかを尋ねる。
「ありますよ」
とのことで、湯っぽくんを入れている袋から1つ取り出してくれた。
袋はジャラジャラと音を鳴らしていたので、まだ残りはいくつかあるようであった。
入手できて一安心。
東京銭湯のスタンプラリー「ユっぽくんをさがせ!」のチャンス1のスタンプシートのスタンプコンプリートでもらえるユっぽくんのピンバッチ。
ユっぽくんのピンバッチの裏側。
スタンプシートのチャンス2のスタンプ番号欄5番が空欄になっていることについて、おばさんから提案があった。
番号欄5が空欄になっている「ユっぽくんをさがせ!」のチャンス2のスタンプシート。
「残り1つですが、自力で見つけられますか。どこの銭湯に行けばいいか、お教えしましょうか。お住いの近くで調べてみましょうか。どちらにお住まいですか」
「すみません、できれば教えてください。通勤電車での帰りなどで銭湯に寄っているので、この近くとかであれば一番都合が良いです」
「台東区でいいんですね」
ということで、色々な銭湯名を教えてくれた。
1つだけ、銭湯本を繰り返し見ていたこともあって、聞き覚えのある銭湯名「六龍銭湯」があった。
次回はそちらに行ってみます、とお礼を言った。
その後、銭湯に入って髪まで乾かしたが、時間があまりない割には、思った以上にゆったりできた。
東京都台東区の銭湯・寿湯の建物外観。
ユっぽくんピンバッチを入手できて上機嫌だし、銭湯の湯は気持ちいいしで、寿湯に来てよかったと思う。
寿湯からJR上野駅に歩いて戻る。
午前0時45分頃にJR上野駅に着いた。
常磐線快速電車松戸行の最終列車は0時50分発なので、発車まであと5分もある。
余裕を持ってホームにたどり着けたと思って喜んでいたら、快速電車が2つも並んでいた。
最終列車は1つのはずだから、おかしい。
JR上野駅の11番線、12番線ホームに停車中の常磐線快速電車。
発車時刻案内の電光掲示板を見ると、発車時刻が表示されていなかった。
11番線は我孫子行、12番線は松戸行の快速電車。
ホームに流れるアナウンスによると、新幹線の人身事故により、乗り換えの待ち合わせをしているとかで、列車が遅延しているようであった。
常磐線快速電車の最終列車が定刻通りに運行されることは滅多にないので、こんなことはいつものことであるが、ひょっとしたら、もうちょっとゆっくりと銭湯でのんびりしてもよかったかな、と思ってしまった。
銭湯で体がすっきりしていたので、電車の発車が遅れていてもあまり気にせず待つことができた。
銭湯入っていて、良かったなあ。