町屋駅から徒歩3分の銭湯・竹の湯に入った感想

京成線町屋駅、東京メトロ千代田線の町屋駅から徒歩3分ぐらいの距離に銭湯・竹の湯(東京都荒川区町屋1-21-14)がある。

今日は、そちらに初めて行ってみた。

銭湯の建物や大きな煙突は見えているのに、出入り口が分からず、1分ほど迷ってしまったが、ようやく出入り口を見つけた。

東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯入り口前の風景
東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯入り口前の風景。

銭湯らしき看板は見えているのに、入り口が分からず、最初はここを通り過ぎてしまったが、この写真の右側に顔を向けると入り口があることに数分後に気づいた。

東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯の入り口
東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯の入り口。

東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯の入り口と煙突
東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯の入り口と煙突。

「サウナ」と書かれた大きな煙突がいいな、と思った。

東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯の下駄箱付近
東京都荒川区町屋の銭湯・竹の湯の下駄箱付近。

下駄箱は、木製の鍵でロックをかけられる。

この玄関だけでなく、脱衣所内も同様であったが、床の木板が綺麗に掃除されていて気持ち良かった。


入浴料金は460円。

番台のおじさんに「ユっぽくんをさがせ!」のスタンプシートを見せると、嬉しそうに「番号、スマホで分かるんでしょ。うちの銭湯、スマホで見えるらしいよ」と言われた。

たしかに、この銭湯を選択した理由は、銭湯好きのどなたかが書いたブログに書かれていた情報を参考にしたからであった。
昨日まではそういったブログなどの情報は全く見ずに、思いつくままに銭湯巡りをしていた。
偶然だが、七ヶ所訪れた銭湯のスタンプ番号は、全て違う番号だった。
昨日訪れた八ヶ所目の銭湯で、ついに番号がかぶってしまい、毎日東京の銭湯巡りをできるわけでもなく、このスタンプラリーの期間が残り一ヶ月もないことから、まだスタンプを押すことができていない番号の銭湯をインターネットで調べたのであった。

その後、おじさんに、「東京銭湯ぶらり湯巡りマップ」のスタンプシートにスタンプを押してもらうと、面白い質問をされた。

「今、何冊目?」

スタンプシートは四国霊場八十八ヶ所巡りを意識して、88ヶ所のスタンプ欄があるが、東京に存在する銭湯の数は88ヶ所よりも多い。
つまり、東京の銭湯全てを巡ることを目標にしている人にとっては、「東京銭湯ぶらり湯巡りマップ」に付いているスタンプシートでは、スタンプ欄が足りない。

「まだ銭湯巡りを始めたばかりなので1冊目です。まだまだ先は長いです」

「ずいぶん減ったけど、東京の銭湯は500ヶ所ぐらいはあるからねぇ。あれ、ここはどこにある銭湯?」

おじさんが指差すスタンプは「ゆートピア21」だった。

「亀有の銭湯です。亀有駅から歩いてすぐの所にあります」

といったような会話をおじさんとするのも楽しかった。


脱衣所はなかなか広い。
コインロッカー式ではなく、木製の板状の鍵を使うタイプ。

カラン式のお湯は熱く、水で温度調節が必要であった。
このあたりは、東京の銭湯らしくて好きだ。

固定式のシャワーがあったので、それで髪を洗う。
シャワーのお湯は熱すぎないちょうどよい温度。

湯船は熱い。
温度計を見ると、42度となっていたが、42度よりも熱いかもしれない。

薬湯もあったので入ってみた。
こちらも湯が熱いため、あまり長湯はできなかったが大変気持ち良かった。

サウナは無料で利用できるようであった。
入り口に張り紙があり、びしょ濡れの体では入ってはいけないこと、身体をよく拭いてからサウナ室に入るようにという注意書きがあったので、その注意書きに従ってタオルで体を拭いてから、サウナ室に入ってみる。

ほどよい暖かさ。
もともとあまりサウナに長居する気はなかったので、サウナ室はすぐに出た。

熱いシャワー浴びて、浴場から出て脱衣所で着替える。

脱衣所のガラス戸から庭に出られるようになっており、風呂上がりで着替え途中の上半身裸のスタイルで庭のベンチに座って煙草を吸っているおじさんがいた。
庭には、池があり、鯉が数匹泳いでいた。
昔から変わらないのであろうのどかな光景。

ドライヤーは東京の銭湯でお馴染みの10円玉2枚で3分間動くタイプのものがあったので、20円分をコイン入れに投入してドライヤーで髪を乾かした。

この銭湯の利点としては、昼の12時から営業していることだと思う。
東京では夕方の4時前後に営業を開始する銭湯が多い中、昼の12時頃から営業をしているのは、とても嬉しい。

銭湯巡りをしている私としては、早くから銭湯が開いてくれていた方が、外で行動を開始する時間が早くなり、1日の時間の過ごし方として、早めに家を出られる方が、1日を有効活用できるのでありがたい。

とても良い銭湯だと思った。

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