『マッチで旅するヨーロッパ』(著者:松本貢実子)を読んだ感想
40、50年前のヨーロッパの多数のマッチ箱のデザインを鑑賞できるデザイン画集。
40、50年前と言っても、本の出版年から考えると、1960年台前後のマッチ箱かな。
子供が描かれたマッチ箱、かわいらしい猫のマッチ箱、当時の電気製品が描かれたマッチ箱、どれもが素敵なイラストが描かれている。
著者が女性だからか、女性が好んで集めそうな可愛らしいデザインのマッチ箱が多く掲載されている。
火をつけるためのマッチ棒を入れるためのマッチ箱が、このような素敵なデザインだったら、ついつい集めてしまうのも納得がいく。
ライターが普及したからか、私がタバコを吸わないからか、マッチを使う機会は滅多にない。
マッチを使うシーンは、お墓でお線香に火をつける時ぐらいにしか見かけない。
現代のマッチ箱を集めるのは、マッチ箱の存在そのものがが珍しくなっているので、集めるのが難しいだろうなあ。