「出口」を指差して、「あれ、『ろ』だよね」と嬉しそうに確認する娘

土曜日も一日中仕事で、結局、日曜日も朝から夜まで仕事で会社に行くことになってしまい、その仕事も終わって、「やれやれ、やっと少し休める」、と思って自宅でくつろごうとしていたら、会社から電話がかかってきて、こんな時間まで電話対応に2時間も費やしたところ。もう午前1時半過ぎか…。

そんな仕事漬けの生活だが、日曜日は19時には自宅に戻り、5歳8ヶ月の娘と妻と一緒に少しショッピングと外食をする時間を何とかとることができた。

娘とケーズデンキに入った時に、娘は後ろを振り返り、「あれ、『ろ』だよね」と嬉しそうに私に確認を求めてきた。

娘が指を差していたので、それを見てみると、自動ドアの上の壁に「出口」と書いてあった。

どうやら、漢字の「口」(くち)をカタカナの「ロ」(ろ)だと思っているようだった。

ケーズデンキまで車で移動する際に、車の音楽プレーヤーの画面に表示されていた「リピート」というカタカナを娘が発音できたことに驚き、「リピートの意味は?」と尋ねると、「また繰り返すこと」ときちんとした答えが返ってきたので、さらに驚いた。

この時に私は「カタカナを読めて、さらに意味まで分かっているとはすごい!」と娘を誉めまくった。

娘は、その時のことがよっぽど嬉しかったのだろうか。

ケーズデンキに入る際に、早速見つけたカタカナを私に得意げに話したのは、また誉めてもらおう、と思ったのだろう。

結果としては、娘の回答は間違っていたが、あの一生懸命さが私にとっては大変嬉しかった。

「惜しい!あれは、カタカナの『ろ』じゃないよ。漢字なんよ。あれで『でぐち』と読むから、覚えとくんよ。」と教えた。

思えば、仕事漬けでほとんど会社にいるか、今年なら1ヶ月の半分以上が神奈川など県外の出張に出ていることが多くて、娘とはこのような会話をあまりできていない。

特に今年の1月以降は、ほとんど喋っていないような気がする。10ヶ月も経つと、幼稚園児である娘の言語能力は、まったく違う。

さらに、言語能力だけでなく、数学的な思考力も違うようだ。

1から20まで数えるのも怪しかった娘が、数日前に、突然、1から100まで数えられるようになった、ということを妻から聞き、全く信じられない思いもしたばかりだ。

娘と接する機会があまりなかったため、私の娘への印象は、10ヶ月前からほとんど変わっていなかった。だから、ちょっとしたことで、ものすごく驚いてしまう。

娘も私と同じなのだろうか。

私に会う機会がほとんどなく、それは私に誉められる機会がほとんどない、ということにもなる。だから、私に誉められると、娘は、かなり嬉しいのかもしれない。

なるべく私は家にいたいなぁ、と思うのだが、明日の夜からまたもや県外出張に出る予定。

娘を誉める時間がなかなかとれないが、何とか時間を作らないといけないなぁ。

前へ

Windows 7のコマンド プロンプトで使用できるコマンド一覧(helpコマンドで確認)

次へ

体重が67.4キログラムになってしまったようだ