THE FABULOUS JOURNEY TO THE CENTRE OF THE EARTH /新・地底探険

おすすめ度:★★☆☆☆

ジュール・ベルヌの名作『地底探検』を映像化したもの。地質学の教授はある日、古本屋で地底探検について書かれた本を入手し、その本に挟まれてい暗号を解き明かす。解き明かした暗号のメッセージや本の記述に従って地底に潜って探検を開始するが、その地底は地上のような海が広がっていたり、怪獣や巨大な亀が住んでいたりするような古代を思わせるような生きた世界だった。・・・教授の娘、その娘に求婚している青年(軍人)、3人の探検を妨害するように現れた謎の男オルセン・・・なかなか面白そうな題材はそろっているのに、ストーリーとしては中途半端に終わって全く面白くなかった。オルセンは地底の秘密を守るために地上からの侵入者を危険な目に合わせたりする一方で逆に助けたりもしている。オルセンが結局何がしたかったのかがよく分からないが、最後のシーンでまた教授に会いにきたところを見ると、暇つぶしに人々を地底に呼んで、その人々の反応を見て楽しんでいるだけなのかな、と思ったりもした。

《備考》
監督:J.ビックュアー・サイモン(Juan Piquer Simón)

◆キャスト
イヴォンヌ・センティス(IVONNE SENTIS)
ケネス・ムーア(Kenneth More)
フランク・ブラーナ(Frank Braña)

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