皇帝ペンギン
おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆ 南極の過酷な条件下で生きていく皇帝ペンギン達の物語。ペンギン夫婦は、「愛のダンス」を行い、卵を夫から妻へと受け渡す。しかし、極寒の地であるため、卵が体から数秒間でも離れてしまうとすぐに卵にヒビが入り、雛は生まれてこない。妻が無事に夫に卵を受け渡すと、ペンギンの夫は4ヶ月間ほどじっとしていて何も食べずに卵を温め、卵を寒さから守り続ける。ペンギンの妻は、その間、遠い海まで出かけてたらふく魚を食べる。妻が他の生物に食べられると、妻がお腹の中に蓄えて持って帰るはずのエサを食べられないペンギンの雛も死ぬことになる。動物園のペンギンや写真やアニメのペンギンだけを見ているだけだと、このようなペンギン達夫婦の助け合いや子育てを命をかけて行っている様子などは分からない。この映画は、フランスで作成されたもので、フランスでは大ヒットしたようだが、このようなテーマの作品が大ヒットするのはとても素晴らしいことだと思う。将来、是非とも子供に観せたい映画だと思った。 《備考》 監督:リュック・ジャケ(Luc Jacquet) |