原作者:二条/著者:いがらしゆみこ 『とはずがたり』

上皇後深草院(ごふかくさいん)の後宮に入った二条(幼名あかこ)という女性が自らの半生をつづった日記で、鎌倉時代のお話。いがらしゆみこの描く主人公(=二条)がとってもかわいらしい。そんなかわいらしい主人公が、主人公の意思とは無関係に、様々な男性と寝ることになり、「私はものですか?」と苦しむようになる。ものじゃなくて一人の意思ある人間なのに・・・。悲しい物語です。
  
 

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