星新一 『午後の恐竜』


表題作を含めた11作品が収録されている。表題作の「午後の恐竜」は、ガイア理論について知っているとさらに面白く読めると思う。「偏見」は死刑を執行される女囚が、13段の階段を登っていく・・・そして・・・というお話です。結末は、多分誰にも予想できないのではないかと思います(もちろん私も予想できませんでした)。星新一の発想力の豊かさに私もあやかりたいものです。

前へ

赤川次郎 『裏口は開いていますか?』

次へ

村上春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』