赤川次郎 『裏口は開いていますか?』

407Pの長編。大人(両親含む)達の汚い行動に憤りや悲しみを覚えながらも、家族を逞しく守る女子中学生の話。道徳観念の欠如した大人達が多数登場する。その中で、15歳、中学三年生の月波久子(つきなみひさこ)はよく頑張った。普段の生活態度や、家族を守る時の行動手段はちょっと過激だったけど…。だが、スカッとするものがあった。この久子も、赤川次郎作品に多い強い女性。結末見ると、懲りて二度としそうにない人、結局、ずるずると懲りずに繰り返してしまう人と色々いるんだなと考えさせられた。
  
 

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