小林よしのり 『おぼっちゃまくん1』
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この文庫第1巻は、小学館のコミックス1〜3巻を合わせたもの。私(1977年生まれ、24歳—2001年現在)の世代ならかなり懐かしい漫画だと思う。小学生の時に、月刊コロコロコミック紙上で、また、アニメ化されてからはテレビで見ていた。読むのは、おそらく10年ぶり以上か。あまりに久しぶりだったので、主人公おぼっちゃまくんの正式名称が「御坊茶魔(おぼうちゃま)」だということをすっかり忘れていた。柿野くん、沙麻代ちゃんに至っては、存在すら忘れていた。しかし、10年間放置されていた記憶は、読み始めると、徐々に蘇ってきた。ああそういや、こんなこともあったな、多分次はこうなるんじゃなかったけ…という調子で。そして何と言っても、茶魔語。最も連発されたであろう茶魔語の数々は、ちょっと下品なものが多いので、当ホームページでは自粛するが、あまり下品でないもので印象的なものを挙げると、「へけけ」「ぽっくん」「おはヨーグルト」などがある。暫らく友達とのメールで茶魔語を使いそうだ。 |