司馬遼太郎 『新史 太閤記(上)』


上巻は、豊臣秀吉の幼少時代から、播州平定までの話。秀吉が農民の子から出世していくさま、信長とのやりとり、木下藤吉郎という姓名や羽柴姓を得る経緯・背景などがよく分かった。寧々と秀吉の夫婦喧嘩も面白かった。身分の厳しい社会であっても、実力さえあれば、どんどん出世できる戦国時代は、どことなく最近の日本の雇用制度—能力主義—と似ている気がした。

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赤川次郎 『窓からの眺め』

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アイザック・アシモフ 『火星人の方法』