漫画『空挺ドラゴンズ』第1巻を読んだ感想

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空挺ドラゴンズ(1) (アフタヌーンKC)

漫画『空挺ドラゴンズ』(著者:桑原太矩(くわばらたく))の第1巻を読んだ。

捕龍船クィン・ザザ号に乗って、世界中の空を飛び、空を飛ぶ龍を捕まえることをお話とした漫画。

主人公が誰なのかがよく分からないけれど、龍を捕るのが大好きなミカという男、新人のタキタという女の子の二人どちらもが主人公といったところかな。

龍を捕ることを龍捕り(おろちとり)とこの漫画では呼んでいるけれど、その龍捕りについて、ミカは独自の考えをタキタに簡潔に説明する。

「捕って 解体して 食う それが龍捕りだ」

この言葉通り、ミカは自分で龍を捕り、捕った龍を自らの手でまるで魚をさばくように解体し、解体して得られた龍肉を生で食べたり、調理して食べたりする。

ミカのこの考えからすると、龍を捕まえて殺すだけでは龍捕りとしては半人前で、捕った龍を解体し、それを食べることができるようになって初めて一人前の龍捕り、ということだろう。

食べるために、龍を捕獲し、殺す。
食べるために、龍を解体する。
空を飛ぶ龍を捕獲するためには、補龍船が必要。
補龍船を動かすには燃料が必要。
燃料を購入するには、資金が必要。
補龍船を動かすには人も必要。
人を雇うにも、資金が必要。

補龍船に乗って龍を捕り続けるには、龍を捕獲し、龍の肉や龍から取れる油を売ってお金を得なければならない。
赤字ではだめで、黒字になるように、龍を捕獲することで稼がないといけない。

そういったことについては、この漫画に登場する人達が必死になって龍を捕り、殺し、解体し、売れるものを龍から取り出すために一生懸命頑張っている様子を見ていると、補龍船の存続に必要なことが何なのか、ということは分かってくる。

ミカがこの一連の作業の中で一番好きなのは、おそらく、食べることであろう。
世の中には色々なおいしい食べ物があるのに、ミカは龍の肉が一番おいしい、という。

ミカは補龍船に乗る理由として、「龍が好きだから 龍を捕るのも 解体するのも 食うのも 補龍船での暮らしもな 何より この船に乗ってれば 龍をたくさん食べられる」と語る。

好きなことをやり続けるために、おいしいものをたくさん食べるために、龍を捕るという仕事を楽しそうに一生懸命に頑張っているミカの姿は格好良く、とても共感できる。

新人のタキタという女の子も素直で真面目そうなので、良さそうだ。
ミカの背中を見て、今後、どのように成長していくのかがとても楽しみ。

それにしても、龍肉。
そんなに美味しいのであれば、私も龍肉というものを食べてみたいものだ。

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