クロスカブで高縄寺へ(高縄寺の山門、鐘の音、本堂)

高縄山展望台からの帰り道、高縄寺(たかなわじ)を参拝することにした。

高縄寺の山門

高縄寺 山門

高縄寺の山門。青空が見えるよく晴れた日ではあるが、山門前には巨大な木陰ができている。山の中の寺という雰囲気がとてもよい。

今日は1人で高縄寺に来ているが、ここに最後に来たのはたぶん妻との結婚前...2003年8月の頃。もう19年も前。その頃は少し雨が降っていたような記憶。自宅に帰った後、妻からは「野良犬がいたと思うけど、犬はいたの?」と聞かれたが、今日は犬はいなかった。さらにその前に来たのは30年前の中学生の頃。桑原中学校の50キロ遠足で訪れた頃。その頃の記憶はほとんどないが、桑原中学校から高縄寺までの片道25キロを歩いてヘトヘトになってここにたどり着いた、のような記憶はある。当然のことかもしれないが、高縄寺にクロスカブで訪れることになるとは夢にも思っていなかった。昔のことはあまり覚えていない割には、何だか懐かしくて感慨深い。

高縄寺 山門と石碑

高縄寺の山門と石碑。石碑には「真言宗醍醐派 高縄寺」と刻まれている。山門は仁王門となっている。

高縄寺 山門の鐘

山門の鐘。いわゆる鐘楼門。19年前にも鐘はつかせてもらったが、今回も久しぶりに鐘をつかせてもらった。(動画撮影もしたので鐘の音を聞いてみたい人は以下のYouTube動画よりご覧ください。)

(動画)高縄寺の山門、鐘の音 / The gate of Takanawa-ji temple, the sound of the bell

高縄寺の境内...本堂、風早八十八ヶ所、山門の裏側

高縄寺 境内 本堂

高縄寺の境内に入る。向こうに見えるのが本堂。

「風早八十八ヶ所 第十二番 高縄寺」の立て札

「風早八十八ヶ所 第十二番 高縄寺」の立て札。これまであまり考えていなかったが、クロスカブで色々なところを走ってみたいので風早八十八ヶ所を巡ってみるのも面白いかもしれない。

高縄寺 本堂

高縄寺の本堂。写真には写っていないが、参拝客は数人見かけた。時期や時間帯によってはもっと人が多いのかもしれない。ほぼ人がいないので落ち着いた気持ちで本堂を見物できた。

高縄寺 木造千手観音立像を説明する立て札

高縄寺の木造千手観音立像を説明する立て札。

高縄寺 本堂 内部

高縄寺 本堂の内部。本堂の外から見ただけだが、荘厳な雰囲気。見ることができてよかった。

高縄寺 山門の裏側、出入口の向こうに見えるクロスカブ110

山門の裏側。山門の出入口の向こうには私が駐車したクロスカブ110が見える。

四国のみち案内図

高縄寺の山門の近くにある「四国のみち(四国自然歩道)案内図(環境庁・愛媛県)」

高縄寺の山門の近くにある「四国のみち(四国自然歩道)案内図(環境庁・愛媛県)」には、現在地(高縄寺)、石ヶ峠、大月山、幸次ヶ峠、五明牧場跡、五明小学校、石手川ダム、北三方が森、木地、水ヶ峠、伊之子山などの観光名所が記載されている。北条市、玉川町、重信町といった市町村合併前の市町名のままなのは、この案内図がかなり古いことを意味している。長い年月が経っても問題なく立派なまま案内を続ける案内図に感動。あと50年ぐらいはこのまま残ってほしい。

高縄寺の説明

高縄寺の山門の近くにある「高縄寺」を説明する立て札

高縄寺の山門の近くにある「高縄寺」を説明する立て札。この説明を見るまで山頂と高縄寺との標高差が86mもあるとは知らなかったので驚いた。

この高縄寺は、高縄山頂(標高986m)から東へ約300m、標高900mに位置し、その昔、この地方を治めていた河野氏の戦勝祈願所となったところで、木造の「十一面千手観音菩薩立像」が安置され、八百年の歴史と共に残されている真言宗の名刹で、河野氏の菩提寺となっています。現在の建物は、1767(明和4)年に再建されたものです。
寺の周辺には、本堂上手の「千住杉」のほか、「七本杉」、「大師名残の杉」などの老杉、巨樹があり、この寺の歴史を物語っています。

高縄寺の場所

住所

愛媛県松山市立岩米之野459

地図(Googleマップ)

高縄寺の参拝で心が落ち着いただけでなく、楽しかった。また来たい。

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