府内温泉に入った感想
この日は大学時代からの友人・安倍先輩と夜ご飯を食べたりすることもなく、のんびりと大分駅周辺を散歩していた。
散歩しながらの会話で、温泉の話になる。
「そういえば、この近くに新しく温泉ができたらしいのですが、大分に住んでいる先輩はもう入りましたか？」
「いや、まだ」
「では、行ってみませんか？」
「お、いいですね」
というわけで、事前に私が調べていた府内温泉に行ってみた。
府内温泉の場所はすぐに分かった。
大分中央郵便局の裏側にあり、ホテルエリアワン大分の正面玄関に向かって左隣にある、という立地は分かりやすい。
府内温泉の玄関。
自動ドアには営業時間が14時から23時までであることが記載されている。
「現在時刻は22時25分。営業終了まで35分しかありませんが、入りますか？」
「オッケーですよ」
先輩からオッケーがもらえたので、玄関をくぐり、カウンターのおばちゃんに声をかける。
「今から入りたいんですが、まだ大丈夫ですか」
「大丈夫ですが、23時で終了ですよ」
「はい、大丈夫です。時間厳守で烏の行水でさっと入ってきます」
「分かりました。では、どうぞー」
こんな会話を楽しんだ後、自動券売機で入浴券等を購入する。
大人入浴券とフェイスタオル券。
大人の入浴料金は550円。
フェイスタオルは100円。
タオルを持参していなかったのでフェイスタオルを購入した。
入浴券などは自動券売機で購入することができる。
外国の方の利用者を想定されているようで、券売機の日本語表記のすぐ近くには英語表記があり、券売機のボタンも日本語用と英語用の2種類があった。
利用権TICKET VENDER
NEC
BT-L252紙幣は1000のみ使えます
\1000 bill onlyただいまの金額 amount
つり銭切れ
exact change only紙幣 bill
硬貨 coinchange/cancel
おつり/返却おつり紙幣 change bill
大人入浴券（中学生以上） 1枚 \550
Adult (Jr. High School Students and Up) 1 Ticket \550小人入浴券（小学生以下） 1枚 300円
Child (0 Years to Elementary School Students) 1 Ticket \300大人回数券 11枚綴り 5,500円
Discount Book Tickets 11 Tickets \5,500プライベート温泉（家族湯） 60分間 2,500円
Private Onsen 60 Minutes \2,500フェイスタオル（販売） 100円
Face Towel (for purchase) \100バスタオル（販売） 500円
Bath Towel (for purchase) \500歯ブラシ（歯磨き粉付） 50円
Toothbrush (incl toothpaste) \50カミソリ（3枚刃） 100円
ヘアブラシ（折りたたみ式） 50円
Razor (triple edge) \100
Hair Brush (foldable) \50
フェイスタオルは白地の無地タイプで、残念ながら、府内温泉であることを示す文字や絵などは入っていない。
待合室と男湯の暖簾。
待合室は綺麗で広くてゆったりとしている。
暖簾の先は男湯の脱衣所だ。
脱衣所は広々としている。
もちろん、鍵付きのロッカーがあるので盗難リスクは低い。
脱衣所も綺麗だったが、浴室も綺麗だった。
洗い場には無料で使用できる備え付けのボディソープとリンスインシャンプーが置いてあったので有難く利用させてもらった。
府内温泉のお風呂は天然温泉。
色は茶色で、ぬるぬるとした感じは肌触りがよく、天然温泉に入っている気持ち良さを目と肌で感じることができる。
浴槽はぬるめのお湯、あつめのお湯があるが、どちらも私にとっては暑すぎない温度のお湯であった。
水風呂もあり、水は冷たすぎずぬるすぎず、ちょうどよい温度であった。
私が水風呂とあつめのお湯を行ったり来たりしていると安倍先輩が少しびっくりしていた。
「いつもそうしてるの？」
「はい。水とお湯のお風呂を行ったり来たりすると、気持ちがいいんですよ」
「えー、体によくないやろ」
「いえいえ、自律神経回復によい、健康効果がある、というのを地元の温泉施設の張り紙で見たことがありますからね」
「じゃあ、俺もやってみようかなぁ.........。冷たっ！」
水風呂に入ろうとしてすぐに諦めた安倍先輩はぬるめのお湯のお風呂に戻っていく。
せっかく久しぶりに安倍先輩と再会したというのに、私は水風呂とお湯のお風呂を行ったり来たりして、安倍先輩と話しをするのはお湯の中にいる時だけ。
お湯の中にいても、ずっと話し続けているわけではなく、お互いに何となく少しだけ話す、と言う感じなので、気は楽である。
もっと長時間、お風呂に入っていたい気持ちはあったが、23時0分の営業終了時刻をオーバーしてはいけない。
さっと気持ちを切り替えて、お風呂から出る。
短時間ではあったが、大学時代からの友人・安倍先輩と一緒に天然温泉に入ることができたのは、とても良かった。
府内温泉のチラシ。
大分のまちなかに府内温泉オープン！まちなかで、浸る。
営業時間 14:00～23:00
自家源泉掛流
大分駅より徒歩8分
駐車場サービスあり※
※府内トレスパーキングご利用の場合、1時間無料
あつ湯／ぬる湯
天然水風呂
ドライサウナ（男湯）
ミストサウナ（女湯）
休業日 火曜日
場所 大分市府内町3丁目3-8 府内トレス1F
「ようこそ府内温泉へ」の案内を見ると分かるように、下駄箱には鍵をかけることができるので靴を間違われて履かれたり、盗難されることを防止できる。
府内温泉の玄関（左側）とプライベート温泉（家族風呂）のドア（右側）。
家族風呂の値段が1時間で2,500円というのはちょっと高い気がするけれど、4人家族か5人家族なら、ちょうどよいかな。
府内温泉前の通路から見えるのは大分中央郵便局で、本当に目の前にある。
大分県庁から歩いてすぐの温泉でもある。
私がもし大分中央郵便局や大分県庁で働いている人だったら、仕事帰りに毎日のように府内温泉を利用しそうだ。
府内温泉 FUNAI TRES（府内トレス）の看板。
1階が府内温泉で、2階から5階が府内トレスパーキングという名称の立体駐車場になっているようだ。
5階には3つほど会社があるようだ。
府内温泉 FUNAI TRES（府内トレス）1階の入口。
この後、安倍先輩と談笑しながら、大分駅の近くまで歩いて行った。
府内温泉、とても良かった。
大分出張の時には、温泉付きホテルに宿泊することが多かったが、府内温泉が近くにあるのであれば、温泉付きではないホテルも宿泊候補に入ると思った。
特に、府内温泉の隣にあるホテルエリアワン大分は最有力候補になるのではないかと思う。