妻の片膝の上で前脚と後脚をだらりと下げる猫-ゆきお
妻の片膝の上で前脚と後脚をだらりと下げる猫-ゆきお。
今日の20時10分に妻からLINEで送られてきたこの写真について、私は違和感を覚えたので妻に聞いてみた。
「ゆきおが面白い!やらせ?」
よく私の中学1年生の娘が「やらせ」行為をして、不自然なゆきおの写真を撮っているので、妻からのこの写真も「やらせ」なのではないかと疑った。
猫がこんな不自然な姿で膝の上にさい乗ってくるはずがない。
少なくとも、私が自宅にいる時に、ゆきおがこんな風に面白い格好で膝の上に乗ってくれたことなどはない。
だから、妻からの返事には驚いた。
「やらせではないよ!」
妻が羨ましい。
ゆきおは、毎日ほぼ四六時中一緒にいる妻には大きく気を許しているようである。
1か月に数日しか自宅にいない私と妻とでは、ゆきおの心を許す度合いには大きな差があるのであろう。
私が今度自宅に帰った時には、この写真のように私の膝の上でも面白いくつろぎ方をしてくれるといいのだけれど、それが望めそうになかったら、「やらせ」行為でもして私の膝の上に乗ってもらおうかなぁ。
私が驚きながらも、我が家の世界一可愛い飼い猫との触れ合い方について萌え萌えとした妄想をしている間に、妻からは「もう移動してるけどね!」というメッセージと共に次の写真が届いた。
ソファーの背もたれの上に座ってギョロリとした目を向けてくる猫-ゆきお。
このギョロリとした目もまた可愛い。
この目を見て、今日、妻と娘が「ゆきおの目が可愛いと皆に言われる」という会話をしていたことを思い出した。
昼間、私が妻とiPhoneのスピーカーモードで電話をしている時に、娘が部活から自宅に帰ってきた。
私と妻との会話が一時中断され、妻と娘との会話が始まり、母娘の微笑ましい会話をiPhoneの電話越しに聞いていたら、そんなやりとりがされていた。
毎日のように我が家では我が家の飼い猫を絶賛する会話が行われている。
そんな平和な家族達に飼われているから、ゆきおはどんどん家族に気を許し、その結果、このような面白い格好をするようになるのかもしれないなぁ。