東京銭湯お遍路マップを100円で購入、マップを見て銭湯施設の激減ぶりに驚愕...

東京都台東区根岸の銭湯・萩の湯のフロントに東京銭湯お遍路マップという本が置いてあった。

東京銭湯お遍路マップの表紙
東京銭湯お遍路マップの表紙。

私がこれまで愛読してきた東京銭湯ぶらり湯めぐりマップのリニューアル本のようであった。

東京銭湯お遍路マップの裏表紙
東京銭湯お遍路マップの裏表紙。

東京銭湯お遍路マップの裏表紙に記載されている値段を確認すると、値段が1000円に見えた。(これはすぐに間違いであると分かる。)
これまで使っていた東京銭湯ぶらり湯めぐりマップは300円だったので、700円も値上がりしていると勘違いし、購入するのをどうしようかと迷ったので、フロントの男性に聞いてみた。

「今までの東京銭湯ぶらり湯めぐりマップ東京銭湯お遍路マップは何が違うのですか。銭湯施設が新しく増えたのでしょうか」
フロントの男性は私が手に持つ東京銭湯ぶらり湯めぐりマップをちらりと見ると説明してくれた。
「銭湯は...新しく増えたものはないですね。新しい本は花王がスポンサーになっています。値段も100円とお安くなりましたよ」

ん?
100円!?

どうやら私は100円を1000円と見間違えていたようだ。
東京銭湯お遍路マップは、122ページもある本で、東京都内の銭湯の外観写真、説明文、地図を丁寧に掲載してくれている本。
銭湯巡りをする人には必須の本であると思う。
これほど凄い本がまさか100円という激安価格設定とは思ってもみなかったので、1000円と見間違えていた。
花王がスポンサーに付いていることで、花王から広告代をもらうことで本の価格設定を安くできたのかな。

100円ならば、ということで購入した。

古い銭湯本・ぶらり湯めぐりマップと新しい銭湯本・お遍路マップを並べて見比べてみる。

東京銭湯ぶらり湯めぐりマップとお遍路マップの表紙
東京銭湯ぶらり湯めぐりマップとお遍路マップの表紙。

東京銭湯ぶらり湯めぐりマップとお遍路マップの裏表紙
東京銭湯ぶらり湯めぐりマップとお遍路マップの裏表紙。

どちらの本も発行元は東京都公衆浴場業生活衛生協同組合、編集は草隆社となっている。
新しい本は花王がスポンサーになっていて表紙、裏表紙ともに花王の広告になっているが、上品な広告なので広告らしさがほとんど感じられないのが良いし、オシャレなデザインだと思うので私は気に入った。

広告の男女2名が手に持っているようなタイプの花王石鹸は、私が小学生の頃(30年前)でも見かけなかったので、かなり古い時代のものかな。
広告には130周年と書かれているので、130年前のもの?
...かどうか気になったので、調べてみると、1953年のものであることが分かった。
64年前の石鹸の広告!
さらに調べてみると、Amazonなどのショッピングサイトで、この広告と同じデザインの石鹸を販売していることも分かった。

Amazonのページに記載されていた説明では、以下のことが書かれていた。

パッケージデザインのみ、1953年当時のデザインを踏襲しています。中身の製品は「花王ホワイト ホワイトフローラルの香り」です。

東京銭湯お遍路マップの表紙の花王石鹸の広告を見て気になった人が、復刻デザインパッケージの花王石鹸を購入するかもしれない!?
そうだとすると、復刻デザインパッケージの花王石鹸の売り上げが少し上がるかもしれない。
もちろん、石鹸以外の花王の商品の購買動機にも繋げていく狙いはあると思うけれど、この広告でPRしている64年前の花王石鹸の復刻版デザインパッケージの花王石鹸の売り上げアップにストレートに繋がると面白いと思う。

東京銭湯お遍路マップの台東区のページ
東京銭湯お遍路マップの台東区のページ。

東京銭湯ぶらり湯めぐりマップの使い勝手、見た目を踏襲しているので分かりやすい。

古い銭湯本・東京銭湯ぶらり湯めぐりマップと見比べてみると、東京銭湯お遍路マップでは休業となっている銭湯、掲載されなくなった銭湯(おそらく廃業となった銭湯)が増えていることが分かる。

2ページ目の「このマップをお使いになる前に」を見比べると、銭湯施設の激減ぶりがよく分かる。

東京銭湯ぶらり湯めぐりマップでは、
「平成23年8月末現在営業中の東京都内の公衆浴場766軒が掲載されています」と記載されている。

東京銭湯お遍路マップでは、
「平成29年8月末現在営業中の東京都内の公衆浴場568軒が掲載されています」と記載されている。

6年間で198軒、6年前に存在した銭湯施設のうち約25%もの銭湯施設が営業をやめた(廃業した)という計算となる。

銭湯施設の激減ぶりに驚いた。
これ以上は減らないで残ってほしい。
そのためには、銭湯の良さをもっと色々な人にアピールしなくては!

  
 

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