イヨテツスポーツセンターのプールで小学六年生の娘と遊んだ感想
30年前、私は小学生だった。
イヨテツスポーツセンターのプールは、当時私が通っていた松山市立北久米小学校の校区内に(たぶん)あったため、夏休みには小学校の友達と一緒にイヨテツスポーツセンターにあるプールに泳ぎに行ったものであった。
友達の他に、私の親と一緒に泳ぎに行ったこともある。
30年前には小学生だった40歳の私には小学生の娘がいる。
30年前の私の親と同じ立場だ。
娘がプールに行きたそうにしていたので、いつものごとく松山市営プール・アクアパレットにでも連れて行こうと考えたが、お盆休みに親がいる実家を訪れることを考えている際に、実家に行くついでにイヨテツスポーツセンターのプールに行くべきであることに気付いた。
娘はもう小学6年生。
私が小学生の頃に遊んだイヨテツスポーツセンターのプールで小学生の娘と一緒に遊べるのは今年が最後である。
さらに、娘は来年は中学生だから、父親の私にプールに連れて行ってほしい、というおねだりはしてこなくなるかもしれないから、娘と一緒にプールで遊べる最後のチャンスかもしれない。
「お父ちゃんが小学生の頃に行ったイヨテツスポーツセンターのプールに行ってみよう」
「ウォータースライダーあるの?」
「アクアパレットほどではないかもしれないけれど、昔からウォータースライダーはあるよ」
「分かった。行く」
という感じで、小学6年生の娘をイヨテツスポーツセンターのプールに連れていく約束をすることに成功する。
実家を訪問することも兼ねていたので両親に連絡をしたところ、なんと両親も久しぶりにイヨテツスポーツセンターに行きたい、ということになり、両親までイヨテツスポーツセンターに行くことになった。
イヨテツスポーツセンターの外の階段と階段を上る小学6年生の娘。
この階段は30年前にもあったと思う。
イヨテツスポーツセンターの2階入口と小学6年生の娘。
イヨテツスポーツセンターの営業期間を記載した看板。
この看板によると、今年(2017年夏)の営業期間は7月1日(土曜日)から9月3日(日曜日)までのようだ。
「Let's go to the イヨスポプール」という記載を見て、イヨテツスポーツセンターのプールのことをイヨスポプールと略すことが分かった。
昔からこの呼び方をされていたのかもしれないが、私は初めて聞く呼び方なので時代の流れで呼び方が変わったのかもしれない。
イヨテツスポーツセンターの本日の営業時間の張り紙。
《張り紙に記載されている内容》
本日の営業時間
屋外プール 18時0分終了
屋内プール 19時0分終了
イヨテツスポーツセンター2階の受付窓口で順番待ちをする男子小学生達。
背格好から小学生達と判断。(中学生だったらごめん!)
どちらだったとしても、私の母校の後輩達になるのかなぁ。
この子らの姿を見ていると、懐かしいなぁ、と感じた。
忘れてしまったけれど、この受付の位置も30年前と同じなのかな。
イヨテツスポーツセンターのプール遊泳料金表。
《プール遊泳料金表に記載されている内容》
一般 880円
学生 780円
中学 720円
小学以下 670円 3歳以下無料 但し、親が遊泳の場合
観覧 300円 子供連れで遊泳なさらない方に限る
※各種割引券ご利用の際は、遊泳券購入時にお渡しください
昼間に受付を訪れた際にはこの料金表が掲示されていたが、プールから出る夕方時には以下のプールナイター料金表が掲示されていた。
イヨテツスポーツセンターのプールナイター遊泳料金表。
《プールナイター遊泳料金表に記載されている内容》
午後5時~午後7時
大人 670円 高校生以上
小人 570円 3歳以下無料 但し、親が遊泳の場合
親子ペア 830円 大人・小人各1名
男女ペア 1030円 高校生以上の男女各1名
観覧 300円 子供連れで遊泳なさらない方に限る
※各種割引券ご利用の際は、遊泳券購入時にお渡しください
近所の人で、親子や男女ペアで2時間程度泳ぎたい、という場合はナイター料金の方が割安だ。
イヨテツスポーツセンターの遊泳券(大人3枚、子供1枚)。
受付で購入した遊泳券は、受付からプール施設内に入る時ではなく、出る時に渡す運用になっていた。
プールから出て帰る時に遊泳券をなくしてしまうと再度料金を支払うことになりかねないので、遊泳券はなくさないように注意しないといけない。
イヨテツスポーツセンター2階の受付窓口のすぐ近くにある水中眼鏡などの販売ケースと2階から眺めた室内プール。
30年前もこの販売ケースはあったような気がする。
そしてこのケースで当時売られていた水中眼鏡がほしいと思っていたような...買ったのかどうかまでの記憶は残っていない。
この2階から、1階にあるプールの様子がよく見えるけれど、小さな子供に付き添う必要がある親はここで見ていてはいけない。
親はプールで泳ぐ子供のそばにいて、子供が溺れないようにしっかりと見守る必要がある。
イヨテツスポーツセンター2階受付入ってすぐのコインロッカーと靴置き場。
昔から廊下に靴を並べる運用だったのかどうかは忘れてしまったが、綺麗に並べて靴を置いているのでマナーが良いと感じた。
(後で気づいたことだが、イヨテツスポーツセンターのスタッフの人が靴を綺麗に並べ直していたので感心した。)
この受付入ってすぐのコインロッカーの隣にある靴置き場は男女共用となっているが、コインロッカーは男性専用となっている。
女性のコインロッカーは男性が覗きに来れないような奥の位置にあるので、女性が着替え中に男性の視線を気にする必要は(たぶん)ないと思う。
イヨテツスポーツセンターの受付窓口すぐ隣の男性用更衣室とコインロッカー。
100円玉が返却されないタイプの有料コインロッカー。
この仕組みは30年前からと変わらない。
小学生にとっては、この100円という金額は大きい。
財布なども持たない小学生であれば、ロッカー代金をけちって鍵をかけないということもある。
私は財布もあることだし鍵をかける必要はあるが、少しでも料金を節約するために、私の父親の荷物と私の荷物を一緒にコインロッカーの中に入れた。
二人で1つのコインロッカーを利用すれば、別々に利用するよりも100円お得になる。
更衣室は一人用で利用料金は無料。
誰も利用していなければ、すぐに利用できる。
水着に着替え終わった娘や両親達と一緒に、1階のプールに向かう。
イヨテツスポーツセンターのプールの足洗い場に及び腰で入る小学6年生の娘。
娘にとっては洗い場の水が冷たいらしい
イヨテツスポーツセンターの室内プールで泳ぐ小学6年生の娘。
泳ぐのがうまくなったなぁ。
室内プールで泳いでいると、水の上をコロコロと転がる巨大な遊具で遊んでいる子供達を発見したので何だろうと思って近づいてみる。
遊具の名前はハムスターローラーというもので、有料の遊具だった。
イヨテツスポーツセンター・室内プールの「ハムスターローラー」の看板。
ハムスターローラーの料金は10分200円とのこと。
イヨテツスポーツセンターのスタッフの人に聞くと、ハムスターローラーは小学生まで遊べる遊具とのことで中学生以上の人は遊べないということであった。
大人の私は残念ながら遊べないけれど、娘は小学6年生なので遊べるということが分かった。
もし、来年中学生になった娘とイヨテツスポーツセンターのプールに来ていたら、この遊具では娘は遊べなかったことになるので、やはり今年娘が小学生のうちにイヨテツスポーツセンターのプールに来ておいてよかったと思った。
イヨテツスポーツセンター・室内プールの「ハムスターローラー」に乗り込もうとする小学6年生の娘。
イヨテツスポーツセンター・室内プールの「ハムスターローラー」の中で満面の笑みでハムスターのように歩き回る小学6年生の娘。
娘によると、ハムスターローラーの中で動き回るのはとても体力を使ってしんどい、とのこと。
何度も途中休憩を入れながら、まさにハムスターのようにコロコロとローラーの中を娘は歩き回っていた。
来年からは遊べない遊具を娘は存分に楽しめたようであった。
室内プールで遊んだ後、屋外プールに移動。
屋外にあるウォータースライダーに向かう。
イヨテツスポーツセンターの「スパイラルウォータースライダー ご利用の注意」の看板。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの階段を上っていく小学6年生の娘。
娘は軽やかな足取りで私を置き去りにしてどんどん先に進んでいく。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの階段の途中にあるお願い事項、身長100センチラインを示す看板。
松山市営プール・アクアパレットのウォータースライダーの場合は身長制限は120センチ以上であるのに対し、イヨテツスポーツセンターのウォータースライダーの身長制限は100センチ以上であるから、身長制限が少し緩めだ。
娘が小学校低学年の時に、身長120センチを超えていなくてアクアパレットのウォータースライダーを滑れなくて残念がっていたが、イヨテツスポーツセンターのウォータースライダーであれば身長制限をクリアしていたから、アクアパレットでは滑れなくてもイヨテツスポーツセンターであれば滑れた、ということになる。
このことを当時の私が知っていれば、ウォータースライダーを滑りたくても滑れなかった娘をイヨテツスポーツセンターに連れてきて滑らせることができたのに、と今頃気づいた。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの頂上にたどり着いた小学6年生の娘。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの頂上から眺めた景色(住宅街)。
こうやってみると、スパイラルウォータースライダーの頂上が結構な高さであることがわかる。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの頂上から眺めたイヨテツスポーツセンターの建物と屋外プール。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの頂上から眺めたウォータースライダーと周辺景色(住宅街)。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーの頂上から滑り始めた小学6年生の娘。
娘の出発後、私が滑る。
水の勢いがより強いからか、あるいは滑り台の傾斜がより急なのかは分からないけれど、アクアパレットのウォータースライダーよりも勢いよく滑ることができた。
アクアパレットだと滑り台の途中で止まってしまっていたので、それと比べると大違いである。
イヨテツスポーツセンター・スパイラルウォータースライダーを下から眺めた様子。
イヨテツスポーツセンターの室内プール(安全確認時のためプールに人が入っていない)。
イヨテツスポーツセンターのプールサイドで手に持つ日清カップヌードル。
パール休憩タイムで私の父親がどこかに行ったと思ったら、カップヌードルを買っていた。
このカップヌードルは私の父親と娘が美味しそうに食べていた。
私も少しだけもらったが、プールサイドで食べるカップヌードルはやはり美味いものだと思った。
イヨテツスポーツセンターのプールサイドに設置されている日清カップヌードルの自動販売機。
この自販機でお湯も入れられるし、割り箸も入手できる。
私が小学生の頃、友達とこのあたりにあった自動販売機でカップヌードルにお湯を入れると、友達はお湯を入れた直後にすぐに食べていたことを今でも思い出す。
3分待たなくてもいいのかと尋ねると、ここのは3分待たなくてもいいんよ、みたいなことわ言われて、それを信じて私もお湯を入れてすぐに食べていた。
3分待たないとカップヌードルの麺は堅くて美味しくないはずであるが、不思議と麺が堅いという印象はなく、美味しかった記憶がある。
友達と泳いだ記憶はほとんど残っていないのに、友達と食べたカップヌードルの記憶は強く残っているのは不思議だ。
イヨテツスポーツセンターの幼児用プールのウォータースライダーを滑る小学6年生の娘。
私の母親が70歳近い身としてはスパイラルウォータースライダーはもし何かあってはいけないので、こちらのウォータースライダーで滑りたい、ということになり、こちらで滑っていた。
イヨテツスポーツセンターのスタッフの人が年齢に関係なく滑ることができるので気にせず滑ってください、と言ってくれたので、私も滑らせてもらった。
イヨテツスポーツセンターの屋外・幼児用プールと奥に見えるスパイラルウォータースライダー。
この後、更衣室に向かう。
イヨテツスポーツセンター1階にある「水着でプリ」
気にはなったが、娘がさっさと更衣室に向かったので一緒に水着で撮影することは諦めた。
イヨテツスポーツセンター2階の外階段の手すりから景色を眺める小学6年生の娘。
私の記憶している30年前の風景とは違うが、そこまでは変わっていないように見える。
イヨテツスポーツセンター2階から1階の駐車場まで続く階段。
私の母親から後日聞いたところによると、私の父親のこの夏一番の思い出は孫娘(私の娘)と一緒にプールでカップヌードルを食べたこと、ということであった。
たしかに、私も小学生の時に友達と一緒にプールで食べたカップヌードルの記憶は今も強く残っている。
小学生の娘も、じいちゃん、ばあちゃん達とプールでカップヌードルを食べた記憶が大人になっても残っているといいなあ。
良い思い出になった。