金沢駅から徒歩20分の銭湯・大和温泉に入った感想
金沢駅から歩いて20分ほどの距離にある銭湯・大和温泉(やまとおんせん)(住所:石川県金沢市東山3丁目25番17号)に行ってみた。
宿泊中のホテルエコノ金沢駅前(住所:石川県金沢市此花町8-8)からであれば、徒歩17分ほどの距離になる。
ちょっと歩いて行くには遠い距離に感じるけれど、散歩を楽しめば、歩いてみるとさほど遠い距離ではない。
石川県金沢市の銭湯・大和温泉の周辺の様子。
石川県金沢市の銭湯・大和温泉の外観。
石川県金沢市の銭湯・大和温泉の玄関と「大和温泉」のネームプレート。
夜でもはっきりと見える「大和温泉」のネームプレートが良い雰囲気。
このネームプレートを見ただけで、良い銭湯、良い温泉に来たぞ、という期待が持てる。
石川県金沢市の銭湯・大和温泉の定休日と営業時間を記載した看板。
定休日:毎週金曜日
営業時間:午后2時より午后12時まで
石川県金沢市の銭湯・大和温泉の男女別の玄関ドア。
石川県金沢市の銭湯・大和温泉の入浴料金表。
《入浴料金表に記載されている内容》
大人(中学生以上) 440円
中人(小学生) 130円
小人(未就学児 0~6歳以下) 50円
上記料金はご入浴前にお支払いください
平成26年8月1日
石川県公衆浴場業生活衛生同業組合
男湯の入口ドアから中に入ると、下駄箱、脱衣所、フロントがあった。
下駄箱は鍵のかかるタイプだったので靴を入れて鍵をかける。
フロントは、昨夜訪れた銭湯・瓢箪湯と同様に、女湯の入り口付近(=女湯の脱衣所付近)が少し見えてしまうのではないかと不安になる構造であったが、女湯と男湯の脱衣所はカーテンでしっかりと仕切られているので大丈夫。
私はこの構造には昨日入った銭湯・瓢箪湯でもう慣れていたので、驚きはしなかった。
初めてこの銭湯に行く人は驚くかもしれない。
「玄関の入口付近では着替えない」ということに気を付けておけば、自分の裸を異性に見られる心配はほとんどないと思う。
脱衣所のロッカーはコイン不要の鍵付きのロッカー。
荷物と着替えをロッカーに入れて鍵をかけ、浴室に入る。
浴室の入り口付近に積み重なっている洗面器と腰掛を取り、洗い場に向かう。
洗面器は、黄色いケロリンの洗面器。
湯船は2種類あり、1つはジェットバスタイプ。
どちらも湯の温度はほぼ同じで、熱すぎず、ぬるすぎない、ちょうどよい温度。
お湯は、アルカリ性の泉質の温泉。
お湯の色は黄金に見えた。
温泉のぬるっと感がとても気持ち良い。
私の脳年齢は高齢化が進んでいるようであるが、肌年齢はこれで下がったであろうか。
湯船から一度出る。
体の周囲をシャワーでマッサージできる立ちシャワーがあったので利用してみる。
これは面白いけれど、シャワーの勢いがそこまで強いわけではないので、マッサージ目的としての効果はなさそう。
体の周りにシャワーが当たることで、心をリラックスさせる効果はあるかもしれない。
このシャワーは長時間使用するものではないので、1回のみ使用した。
無料で利用できるサウナ室に入り、さらに満足感を高めた後、水風呂に入る。
水風呂は普通に冷たく、体の中でキーンとした音が鳴る。
体が気持ちよく冷え切ったところで、また温かい湯船に入る。
冷え切った体が温まり、さらに気持ち良くなる。
温泉に入ると幸福感を得られるものだけれど、水風呂に入ってから温かいお風呂に入り直すと、得られる幸福感がさらに増す。
生きていると面倒くさいことや嫌なことは色々とあるけれど、面倒くさいことも嫌なことも、どこかに行ってしまう開放的な気分になる。
温泉の温かいお風呂→水風呂→温泉の温かいお風呂、という入浴の繰り返しで、体だけでなく心が強く癒される。
とてつもなく気持ちよくなったところで、お風呂を上がって脱衣所に向かう。
脱衣所にあるドライヤーは有料で、料金は20円。
コイン投入機に10円玉を2枚入れると、ドライヤーに電気が通り、3分程度の間ドライヤーを使用できる。
10円玉を持っていなかったので、フロントのおじさんに50円玉を10円玉に両替してもらってからドライヤーを使用する。
ついでに、雪印のフルーツ乳飲料というフルーツ牛乳のような飲み物を100円で購入し、一気飲みをする。
雪印のフルーツ乳飲料を風呂上がりに飲むのは久しぶり。
かなりうまい!
毎日、大和温泉に入ることができたら、幸せだろうなぁ。
大和温泉は、金沢駅からは徒歩20分かかるので少し遠いけれど、何とか金沢駅から徒歩圏内の銭湯・温泉施設と言える。
440円という格安の銭湯の入浴料金で温泉に入ることができるのも魅力的。
石川県金沢市の地元民の人だけでなく、金沢旅行、金沢出張で金沢駅付近に宿泊している人にもオススメの銭湯・温泉施設。
《関連リンク》
・金沢駅から徒歩10分の銭湯・瓢箪湯に入った感想