綾瀬駅から徒歩9分の銭湯・玉の湯に入った感想

JR東日本の常磐線と東京メトロ千代田線の綾瀬駅から歩いて約9分ほどの距離にある銭湯・玉の湯(住所:東京都足立区綾瀬2-37-4)に行ってみた。

綾瀬駅から玉の湯までは歩いて9分ほどの距離なので、駅から特に近くはないけれど遠くもない。

銭湯・玉の湯のネオンと周辺風景
銭湯・玉の湯のネオンと周辺風景。

銭湯・玉の湯の入口とノレン
銭湯・玉の湯の入口とノレン。

銭湯・玉の湯の下駄箱など
銭湯・玉の湯の下駄箱など。

銭湯・玉の湯の入浴料金
銭湯・玉の湯の入浴料金。

玄関出入り口の隣にある外壁の掲示板に料金表が掲示されていた。

《玉の湯の入浴料金表に記載されている内容》
乳幼児:80円
小学生:180円
中高生:300円
大人:460円

銭湯・玉の湯の営業時間
銭湯・玉の湯の営業時間。

《玉の湯の営業時間・定休日の張り紙に記載されている内容》
営業時間 午後2時より午後11時まで
定休日 毎週 金曜日

銭湯・玉の湯に併設されているコインランドリー
銭湯・玉の湯に併設されているコインランドリー。

銭湯にはコインランドリーが併設されているので、お風呂に入っている間に洗濯をすると便利そうである。

銭湯はフロント方式になっており、男女どちらもが共同で利用できる休憩所があるので、男女で銭湯を訪れる時に便利だ。

フロントにいらっしゃったのは、結構なお年を召したおばあさんであったが、しっかりとされていた。

入浴料金は他の銭湯と同様に460円。

男湯の中の脱衣所は、思ったよりは広く、のびのびと着替えをすることができる。
脱衣所のロッカーの鍵はコイン不要であるが、鍵についている黄色いプラスチックの板が大きくて少し邪魔に感じるのがやや残念。

お風呂場には、無料で利用できるボディソープとリンスインシャンプーがあったので利用させてもらった。
シャワーは温度調節が可能な新しめのタイプ。
洗面器は黄色いケロリンのお馴染みのタイプ。

シャワーで体を洗う方が楽なので、シャワーで体を洗った。

大きな浴槽が1つあり、内部で2分割されていた。
片方が背中をあてる壁から水流が出るタイプ、もう片方が純粋にお湯につかるだけのタイプ。
お湯につかるだけのタイプの浴槽で、ゆっくりとお湯につかっていると気持ちよかった。
お風呂のお湯は、マイナスイオン水ということなので、他の銭湯とは水の質が違うはずであるが、何が違うのかについては、私自身はよく分からなかったけれど、お湯につかっていて感じた「気持ち良い」という思いには嘘がないので、良い湯であることには間違いなかった。

水風呂も併設されていたが、体調が万全とは言い難かったので、水風呂には入らないことにした。
サウナ室もあったが有料であるため利用しなかった。

銭湯と言っても昔ながらの銭湯ではないためか、壁面には大きな絵が描かれてはいなかったので、その点は寂しい気もしたけれど、代わりに壁には灰色基調で鶴の絵が綺麗に描かれていたので、普段見慣れないタイプの絵を鑑賞できたのは良かった。

そこまでの長湯は行わず、お風呂から出て着替える。

ドライヤーは東京銭湯ではお馴染みの10円玉を2枚入れて使う合計20円で数分間利用できるタイプのものが脱衣所内の洗面所前に置いてあったので利用した。
ドライヤーで髪がすっかり乾いたら、脱衣所から出て、休憩所前にあった自動販売機で飲み物を買うことにした。
牛乳などは販売されていなかったが、ミニサイズ版のポカリスエットが販売されていたので、それを買って休憩室のソファーに座る。

ソファーの前に設置されているテレビで癌治療薬の特集をしていたので、飲みながらテレビを見る。
最近、癌治療において画期的な薬が使われているとのことで、肺癌患者の全てとまではいかなくてもかなりの患者に効果を期待できる薬だ、といったことを大学の先生がお話しされていた。
久々に、医療の分野においてとても明るいニュースを見たような気がした。
銭湯巡りは私の趣味の1つであるが、その趣味には心身の健康増進を図り、病気から遠ざかる、という目的もある。
風呂上りで心身共に気持ち良い状態で、病気を治すための画期的なニュースを見ると、医療技術の進歩について、いつもよりも大きな感動が得られた。

銭湯から出る時には、フロントのおばあさんから「ありがとうございました」と声をかけられた。
静かで心温まる良い銭湯だな、と思った。

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