『ポンプのひみつ』(学研 まんがひみつ文庫 まんがでよくわかるシリーズ76)

昨日、久しぶりに小学二年生の娘と一緒に松山市立図書館に行った時に、娘が最初に本棚から取り出して読んだ本が、

『ポンプのひみつ』(学研 まんがひみつ文庫 まんがでよくわかるシリーズ76)

だった。

ポンプとはまたマニアックそうな物をテーマにした本だなぁ、面白いのだろうか、という疑問を抱いてしまったが、読んでみると意外と面白かった。

この本では以下のようなことが学べた。

・昔はマンションの屋上に貯水槽を設置し、上から下に水道水を流して各部屋に配水する方式であったが、最近ではポンプが進化したおかげで、屋上に貯水槽を設置せず、ポンプの力で水道水を下から上にあげて各部屋に配水する方式になっているマンションが増えてきた。

・アスファルトの道路の場合、水がなかなか地面に浸み込まないため洪水になりやすい、という問題があるが、都市圏には地下に貯まった水をポンプの力で川に逃がす災害対策設備が設置されていることがある。そのポンプの能力は、なんとわずか5秒間で25mのプールを空にできる優れもの。

・ポンプは、水だけでなく、天然ガス、空気の配送にも使われている。

あまり、「ポンプ」については、これといった印象はなかったのだが、現代社会の生活を支える大切な物であることがよく分かった。

漫画では、ポンプの妖精「ポンプル」が、子供たちと触れ合いながら、ポンプの役割、歴史などを教えてくれる。

小学二年生の娘は、この本でポンプについて楽しく学べたようであったし、大人の私もなかなか楽しめる良い本だと思った。

なお、後で学研キッズネットというサイトを見てみたところ、学研 まんがひみつ文庫 まんがでよくわかるシリーズは、非売品であることが分かった

《参考》学研キッズネット - ポンプのひみつ まんがひみつ文庫
http://kids.gakken.co.jp/himitsu/076/index.html

<注意>このシリーズは本屋さんでは扱っていません(非売品)。図書館にしか置いていないので、見つからない場合は、図書館の人に聞いてみてね! 

どうやら、『学研 まんがひみつ文庫 まんがでよくわかるシリーズ』を読むには、図書館に行くしかないようであった。

この「学研 まんがひみつ文庫 まんがでよくわかるシリーズ」は、なかなか面白そうなので、娘にはどんどん読んでほしい、と思う。私も読みたい。

今後もできる限り暇を見つけては、娘を図書館に連れて行こうと思った。

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