映画『コクリコ坂から』

スタジオジブリの作品、宮崎吾朗監督の映画『コクリコ坂から』を昨日の夕方、妻と一緒に自宅でブルーレイで観た。

純粋な心を持った高校生男女の単なる恋愛物語かと最初は思っていたが、そうではなかった。

二人の父親は誰なのか、実は血のつながった兄弟なのか、父親は戦争で死んだが……ということを考える謎解きがあり、その謎解きに惹かれた。

最後に、戦争によって死んでしまった二人のそれぞれのお父さんの親友がまだ生きており、その親友が謎解きを行い、戦争で死んだ友の息子、娘に会えることができて感動しているシーンを見て……涙が出てしまった。

スタジオジブリ作品を観て面白いと思うことは今までにも何度もあったが、この映画のように感動して泣くことはなかったと思うので、これは良い映画だなぁ、と思った。

その他面白かった点と言えば、この2年ほどよく出張に行っている横浜の景色も数多く登場したことだろうか。

少なくとも、山下公園、日本郵船「氷川丸」(船内見学をしたことがあるので嬉しかった)、神奈川県庁、横浜マリンタワーなどは分かった。

※妻は、この映画を観る前に、Google検索で「コクリコ坂から」の情報を集めようとしたが、ヒットした情報が少なくて不思議に思っていたところ、なんと「コクリコ」の綴りを間違っており、「ココリコ」で検索していたようだった。

<正しい> コクリコ坂から

<間違い> ココリコ坂から

うっかりしていると、たしかに、ちょっと間違えてしまうことがあるかもしれない。

この映画は、色々と本当に楽しめたと思う。

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