Ultraviolet / ウルトラヴァイオレット

おすすめ度:★★★★☆

ウイルス感染により肉体が強化された人間「ファージ」とまだ感染していない人間は互いの存亡をかけた戦いを繰り広げていた。ファージの殺し屋ヴァイオレット(女性)は、人間側が開発したファージを絶滅させる最終兵器を奪取するが、その兵器とは幼い少年だった。人間側もファージ側も少年を殺害しようとするが、ヴァイオレットは両者を敵に回して少年を救おうとする。

  • ヴァイオレットはマトリックスのネオのように超スピードで弾丸を避けることができるが、ネオのように弾丸を止めてしまうような超能力は持っていない。その代わりに銃や刀などの武器が何もないように見えるところから実体化するテクノロジーがあり、すごいなぁ、と思った。
  • アクションシーンは派手で爽快感があるが、ヴァイオレットが強すぎる感があり、ハラハラ感があまりない。最後の敵を除いてピンチに陥った時がないような気がする。最大の敵は、ファージであるための短命(残り36時間の命)ということだろうか。もう少し強い敵が欲しかった。
  • さらに明らかにCGだと分かってしまうような描写が多用されているため、迫力とか緊迫感に欠けるところもあった。
  • 私の好きな炎の剣(フレイムソード)が登場する!この剣を使った決闘シーンは良かった。特に闇の中で炎の剣が振るわれていたため炎が際立って良かった。
  • とは言え、全体的にテンポ良いストーリーと派手なアクションで格好いいシーンも多々あり(特に前半)、結構楽しめたと思う。


《備考》
監督:カート・ウィマー(Kurt Wimmer)

◆キャスト
ヴァイオレット(Violet):ミラ・ジョヴォヴィッチ(Milla Jovovich)


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