村上春樹 『神の子どもたちはみな踊る』


いつくかの短編集をまとめたものだが、すべて1995年の阪神大震災と何かしらの関連がある。第6編の「かえる君、東京を救う」は、大地震を防ぐために地下のみみず君と戦う話で一見ユーモラスだが、内容は不気味すぎる。2001年3月の震度4〜5程度の芸予地震でも恐怖を感じた私なので、阪神大震災の恐ろしさがよく分かる。地震は怖い・・・。


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光瀬龍・萩尾望都 『百億の昼と千億の夜』