赤川次郎 『窓からの眺め』

母親を死なせた者達に対して娘が復讐するというお話。結末が予想できたと、話の半ばに確信していたのにそれが全然違っていた。人間の悪の心、罪、償いについて考えさせられる内容。でも、主人公が吉川にとった態度はよく分からない。いくらなんでもあそこまで親切にすることはない気がする。普通、もっと冷たくあたると思うけどなあ。

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赤川次郎 『乙女の祈り』

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司馬遼太郎 『新史 太閤記(上)』