パイプ椅子の上に100均の椅子を置くと即席の脚立になるが危険だ

一人暮らしをしているアパートの天井が高いのでパイプ椅子の上に立っても天井の照明器具に手が届かず、照明器具の切れた蛍光灯を交換できなくて困っていた。

アパートの管理会社に電話して、ダメ元でこんなことを聞いてみた。

「天井の蛍光灯の交換をしたいのですが、天井が高すぎて手が届きません。アパートの倉庫などに脚立が置いてあったりしないでしょうか。もしあったら、借りることはできないでしょうか」

電話に出た管理会社の男性は私に氏名、アパート名、号室を質問し、しばらく電話を保留にした後でこう回答した。

「すみません、こちらの物件には脚立などの備品はないので、ご自身で何とかして頂くしかありません」

こう言われるとお手上げだ。
私が選んだアパートではなく、会社が社宅として用意したアパートだから、あまり文句も言えない。
なかなか思いつかないことかもしれないけれど、もし今後アパートを借りる機会があるのであれば、天井が高すぎず、椅子の上にでも乗れば照明器具に手が届き、蛍光灯の交換が簡単にできる物件を選ばないといけないなあ。

「分かりました。自分で何とかします」

アパートの管理会社の人にはそう言って電話を切る。

さてどうしようか。

このアパートに今後どれくらいの期間住み続けるのかは分からない。
会社の都合次第では、すぐにアパートを出ることになるかもしれないからだ。
そう思ってもう2年以上も経過してしまったけれど、数年に一回程度の頻度でしか発生しないであろう天井の蛍光灯の交換作業だけのために、脚立を購入するのは何だかもったいないような気がする。

部屋の中のものをざっと見ていくと、黄色いものが視覚に入った。
昔、100円ショップ・ダイソーで購入した折りたたみ椅子だ。
(この100均の折りたたみ椅子の詳細は過去の記事を参照:100円ショップ・ダイソーの折りたたみ椅子を購入して使用した感想

これ、使えそう。

パイプ椅子の上に100円ショップ・ダイソーの折りたたみ椅子を置いた様子
パイプ椅子の上に100円ショップ・ダイソーの折りたたみ椅子を置いた様子。

100均の椅子をパイプ椅子の上に置いただけで即席の脚立ができた。
見るからに安定感がなく、100均の折りたたみ椅子の上に両足で立つとバランスがうまく取れなくて転倒するのではないかと心配にはなったが、とりあえず即席の脚立が使えるかどうかを試してみる。

パイプ椅子の座面が滑りにくい材質であったため、100均の折りたたみ椅子の上に足を乗せても100均の折りたたみ椅子の位置がズレるようなことはなかった。
ダイエット中とは言え、それなりの重さがある私が100均の折りたたみ椅子の上に立つと、100均の折りたたみ椅子が強くパイプ椅子の座面にめり込んでいたが、後で座面を見ても凹みや傷などは付いていなかった。

即席の脚立で、無事に何の問題も発生することなく、天井の照明器具の蛍光灯を交換することができた。
このアパートで脚立が必要な機会は今後数年以上ないであろうから、脚立を買わずに済んだことは金銭的に節約できた、無駄な物を買わずに済んだ、という意味ではよかった。
しかし、このような即席の脚立を使うと転倒して怪我をする可能性があるし、最悪の場合、死んでしまうかもしれない。
本当はこのようなことはしない方がよいとは思う。

素直に脚立を買った方が安全であろう。
猫を飼っている人で脚立を所有している人は知っているかもしれないけれど、猫は脚立の上に喜んで座る。
脚立は数年に1回程度しか使う用事がないから不要と思っている人でも、キャットタワーの代わりに猫に脚立を買ってあげる、というのはどうだろうか。
備えあれば憂いなし。
脚立があれば、いざという時に役に立つし、猫にとってはキャットタワーと同様に毎日使える魅力的な遊び道具だ

脚立に登る猫ーゆきお
脚立に登る猫ーゆきお。

脚立の最上段で座り込み、何かを見下ろす猫-ゆきお
脚立の最上段で座り込み、何かを見下ろす猫-ゆきお。

我が家の飼い猫ゆきおと脚立については過去の記事を参照:
脚立に登る好奇心旺盛な猫ーゆきお
脚立の上でくつろぐ猫-ゆきお

脚立のことを考えると、我が家のかわいい猫・ゆきおのことを思い出す。
私が一人暮らしをしているアパートでは猫は飼えない。
飼い猫のゆきおは、アパートではなく私の家族が住む自宅にいる。
猫を飼えないアパートでは、猫のために脚立を買うという理由もないので、脚立を買う理由がなかなか思いつかないかもしれないけれど、脚立に興味がある・なしにかかわらず、Amazonなどで販売されている脚立の商品写真、商品説明、ユーザーレビューを眺めてみるのも良いと思う。

Amazonで販売されている脚立を確認したい場合はこちらからどうぞ。

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