引き戸の手前で部屋に入らずに何かを待つ猫-ゆきお
一昨日の夜のこと。
私のお腹の上に座っていた我が家の飼い猫ゆきおが、私のお腹を降りてどこかに行ったと思っていたら、いつの間にか、私が寝転がる和室とリビングの間の境界線付近にゆきおがいた。
ゆきおもさすが猫である。
私に気配を感じさせることなく、私のすぐそばに来ていたとは!
引き戸の手前で部屋に入らずに何かを待つ猫-ゆきお。
ゆきおが何を待っていたのかは分からないが、私を見ていないのは明らかなので、たぶん視線の先にいる妻が娘を見ているのであろう。
彼女らがゆきおの気を引く何かをしているのであろう。
と思ったが何もしていなかったので、ゆきおは彼女らが遊んでくれないかとただ見つめていただけか、猫にしか見えない何かを見ていたのであろう。
一方、私は、床に可愛らしく置かれたゆきおの二本の脚先から胸元、顎下にかけての白くてふわっとした毛並みをじっくりと眺めていた。
何度見ても可愛らしい猫だなぁ。