愛宕神社の出世の石段を登り、白猫の尻尾や欠伸を眺める
お昼ご飯を食べる前に、愛宕神社の猫に会いに行きたくなったので、久しぶりに行ってみた。
愛宕神社の石碑-出世の石段前。
愛宕神社の出世の石段の登り口にある鳥居。
立派な鳥居だ。
愛宕神社の出世の石段前にある愛宕神社参道の注意書き。
注意
神社境内及び石段等でのランニング・トレーニング等を禁止致します。
社務所
英語でも以下のように書かれている。
warning
No traininng or running in this area.
Atago shrine
愛宕神社の出世の石段の登り口から上を見上げた様子。
結構な段数がある。
傾斜角も急だ。
登っていくと、足腰が痛くなってくるという疲労を感じながら、これほど急な傾斜の石段でうっかり足を踏み外したら、どれほど痛い目に合うのだろう、という恐怖を感じた。
石段から転げ落ちたら大怪我をするだろうし、最悪死ぬんだろうなあ。
出世の石段、と呼ぶ由来については、どこかに説明書きがあったのかもしれないけれど、見かけなかった。
ひょっとしたら、出世して上に上にと登っていくと、頂上に辿り着くまでの苦労の他に、このような転落の恐怖に襲われるから、気をつけて行きなさい、という意味があるのかもしれない。
まあ、私がこの石段を登る目的は猫に会いに行くことなので、この石段を登ることと、現実の出世とかは全く関係がないことだけれど。
それにしても、足腰が弱い。
日頃から運動が足りないことを強く教えてくれる良い石段だ。
猫はまだかなあ。
愛宕神社の出世の石段の下り口から眺めた下の方の眺め。
石段を登り切り、下の方を眺めると、怖い。
高所恐怖症ではないはずだが、怖いと感じた。
気を取り直して、拝殿の辺りをうろついて猫を探すと、奥まったところでご飯を食べている白猫を見つけた。
間もなく、白猫はご飯を食べやめ、池の方に向かってのっそりと歩き出す。
白猫の後を追う。
愛宕神社の白猫の後ろ姿とくねって跳ね上がる尻尾。
白猫の尻尾がふわふわ感を漂わせながら上向きに跳ね上がる様子にかわいらしさを感じる。
白猫が歩みを止めたところで、白猫の前方に回り込む。
愛宕神社の白猫の小さな欠伸(あくび)。
よし、欠伸の瞬間を見ることができた!
小さな欠伸だけれど、良しとしよう。
私の背後で、年配のおばちゃん達が私と同様に猫に注目している様子がヒソヒソ声で伝わってきた。
「待って、今、猫の写真を撮ってるみたい」
どうやら私の撮影が終わるのを待ってくれているようだ。
白猫に「ではまた」と声をかけて私が立ち去ると、おばちゃん達がさっと猫に近寄り、猫に何やら話しかけていた。
愛宕神社の猫は、人気者だなあ。