写真集『思い出牛乳箱』(著者:横溝健志)を読んだ感想
全国各地の一般家庭にある牛乳箱をテーマにした写真集。
北海道、福島県、広島県、愛媛県など色々な地域の家庭にある牛乳箱を見ることができて楽しい。
私の生まれ故郷・愛媛県は、らくれん牛乳の箱が写真集に掲載されていた。
この牛乳箱は、昔、見たことがあるような気がする。
黄色や緑色など、色鮮やかな木製の牛乳箱。
ボロボロになっているが、今も使われているのがあるかもしれない。
最近はあまり見かけなくなったが、こうやって写真集で見ると、楽しい気分になってくる。
木箱を塗装していペンキが所々剥げているのもよい。
私も自宅では、牛乳を宅配してもらっているが、このような味がある木箱ではなく、プラスチック製の箱だ。
プラスチックの方が気密性が高く、大量生産できるだろうから、箱の生産コストも抑えられるといった利点はあるが、木箱の方が見ていて楽しい気分になる。
この写真集では、宅配牛乳の歴史についても触れられていて、面白いと思った。