写真集『世界の絶景の家』を読んだ感想
世界各地の絶景ポイントに立つ家を特集した写真集。
まず、この本の表紙になっている家からして凄い。
海辺に立つ赤い二階建ての家。
水平線まで見える海と隣り合わせ。
文字通り隣り合わせで、家と海との間の距離はゼロ。
この写真の撮影地は、ノルウェー南端の街、オーマとのこと。
嵐や津波のことを考えると怖いけれど、災害の心配がなければ、この家に住むと、毎日、家に打ち寄せる波の音が聞こえて、とてもリラックスした睡眠をとることができるのではないかと思った。
写真集の中身を見ていくと、他にも気になる風景があった。
グリーンランド西海岸の街、イルリサットのカラフルな壁面の家を背後にそびえ立つ、巨大な流氷。
その異様だけれども、美しい風景に圧倒された。
標高3000メートルを超える断崖絶壁に張り付くように建てられているタクツァン僧院にも驚いた。
このような標高の高い場所、断崖絶壁という家(僧院)を建てるのに不向きと思わざるを得ないところに建てた技術力。
凄いなあと思う。
他にも色々と凄い場所に立つ家があったが、私としては以上の3つが、とてもよかったと思う。