『一度は行ってみたい日本の絶景』(著者:日本絶景倶楽部)を読んだ感想
日本全国の一度は行ってみたい絶景を紹介する本。
ほとんどのページが見開きの綺麗なカラー写真となっていて、旅行雑誌的な本というよりは、写真集のような本となっている。
写真を見ているだけで、「うわー綺麗だなぁ」と感嘆し、どのページの写真もゆっくりと見つめてしまった。
どの景色も素晴らしいが、個人的には、青森県青森市の八甲田山の樹氷がよかった。
写真に添えられた説明によると、マイナス5度の極寒の地で吹く風が、樹木を雪で覆うことで樹氷ができあがるそうだ。
本書では、樹氷のことを雪男と表現していたが、私には、イースター島のモアイ像のように見えた。
巨大な雪のモアイ像が乱立しているように見える姿は圧巻だった。
是非、観に行ってみたいと思ったが、寒い所に行くのは大変そうなので、思うだけで、行けないような気がする。
私の地元(愛媛)については、面河渓が紹介されていた。
こんなにも美しい所だったとは!
毎年、行ってみたいと思いながら、行けずに今に至っているので、何とか時間を作って面河渓には行ってみたいと思った。
その他にも、熊本県阿蘇市など、気になるところがいくつかあった。
本当に一度は行ってみたい、と思えるような絶景ばかりが掲載されている本だと思った。
実際には、金銭的に、あるいは、移動が面倒などの理由で、行きたくても行けない所ばかりかもしれないが、写真集として眺めるだけでも感動をえられるので、見て良かったと思う。