『All You Need Is Kill』の映画と漫画を観た感想
『All You Need Is Kill』という作品については、少し前に映画館で観た。
トム・クルーズ主演で、アクションがなかなか迫力があり、ストーリー展開もよくて面白いと思った。
そして、つい先日、『All You Need Is Kill』の漫画版を読んでみた。
漫画を描いている人が、小畑健氏であるため、主人公が鬼気迫る凄味のある顔をしていると、同氏のヒット作『DEATH NOTE(デスノート)』の主人公夜神月(ヤガミライト)にそっくりに見えた。
月と違って、この漫画の主人公は、悪いことをしているわけではなかったけれど(月も当人は悪いと思っていなかったと思うけれど)、月の悪人顔の描写の印象が強く心に残っていたので、この漫画の主人公のそういった顔を見て、悪そうな主人公だな、と思ってしまった。
ヒロインは、大変かわいらしい。
ポロリと泣くシーンなどは、感動的だった。
殺伐としているが、萌え要素があったので、さすが小畑健氏だ。
映画の方は、萌えなどと思うところはないけれど、日本の小説や漫画をハリウッド映画にしたら面白くなかった、というよくあるダメなパターンにはなっておらず、最初から最後まで楽しめた。
映画と漫画、どちらも楽しめたので、良かった。
漫画と映画の原作となる小説は読んでいないけれど、機会があったら読んでみたい。