正覚寺下電停、ガス灯、正覚寺近辺の野良猫を眺める
正覚寺下電停に到着。
運転席のすぐ後ろの座席から到着する様子を眺める。
「正覚寺下」電停ホームに停車中の市内電車。
降車口の扉が閉まると、「2014 がんばれ長崎」という「長崎がんばらんば国体2014」のPR用イラストが描かれていた。
正覚寺下電停は、終点となるため、線路に終わりがある。
途切れた線路の先には、コンクリートの壁があり、壁にはタイヤが2つ立てかけられている。
このタイヤは、電車の車体と壁との直接の衝突を防ぐ緩衝材としての役割があるのだろう。
電車と壁の間の距離はかなりの余裕があるので、余程のことがない限り衝突の心配はないだろうが、備えあれば憂いなしだ。
去りゆく市内電車「1 赤迫 AKASAKO」(1504)を眺める。
正覚寺下電停ホームの屋根。
屋根の側面には、「赤迫・蛍茶屋・石橋方面のりば」と記されている。
屋根があるので、多少雨が降っても電車待ちをしている乗客達は雨に濡れずに済みそうだ。
『正覚寺下 SHOKAKUJI-SHITA』と記載された看板。
『35 正覚寺下』、『ながさきさるく』、『「ながさき」を歩こう」と記載された看板。
正覚寺下電停。
正覚寺下電停前の線路と道路。
道路を渡った向かいにある坂道の上には、正覚寺の門が見える。
正覚寺下電停のすぐ近くにあるガス灯。
ガス灯の柱の根元にある石畳には、以下の文言が刻まれていた。
高村光太郎とガス灯
青白き瓦斯の光に輝きて 吾がベネヂクチンの静物画は忘れられたる如く壁に懸れり
「道程」より
「ベネヂクチン」の文字の一部が消えかかっていて、「ベネチクチン」に見えたが、どちらにしても「ベネヂクチン」という言葉の意味を知らなかったので、勉強不足であると思った。後日調べてみると、「ベネヂクチン」(現代的な表記「ベネディクティン」)は、フランス産のリキュール......つまりお酒のようだった。
正覚寺電停前の道路を渡り、石畳の坂道を登る。
正覚寺の門はすぐそこに見えている。
正覚寺の門。
門の前には石段があるが、あまり段数はないので、登るのは簡単そうだ。
正覚寺のすぐ近くの民家の屋根の上に猫がいた。
野良猫だろうか。
目を閉じて気持ちよさそうに眠っている。
よく観ると、左後ろ脚の下には、緑色の苔の塊がある。
これは、わざと踏んでいるように思えた。
苔の足触り感が気持ちよいのだろうか。
正覚寺の石段の隣には、「長崎茂木街道ここに始まる」という石碑がある。
この写真に見えている道とは反対の方角に向かう道、つまり、正覚寺前を通る道で正覚寺に向かって左側に延びていく道が「長崎茂木街道」になるようだ。
正覚寺の門。
正覚寺本堂と境内。
正覚寺の門の下に猫がやってきた。
野良猫だろうか。
口を開けてやや威嚇されているような印象を受けた。
ご機嫌はよろしくなさそう。
正覚寺境内から見た正覚寺の門。
正覚寺の門から眺めた正覚寺の石段。
石段の下にある道路が「長崎茂木街道」になるようだ。
石段を降りて正覚寺下電停ホームに向かう。
正覚寺下電停ホーム。
電停前の線路は、川の上にあるので少し格好いい。
「1 赤迫 AKASAKO」(1202)という車体の市内電車が正覚寺下電停に停車した。
《市内電車「1 赤迫 AKASAKO」(1202)の行き先表示板に記載されている内容》
築町
(大浦方面乗継)
↓(大波止経由)
長崎駅前
↓
松山町
(平和公園)
↓
赤迫
市内電車の中。
座席の色は青色だった。
友人は、駅員さんに電車の行き先を確認している。