赤川次郎 『駆け込み団地の黄昏』

夫や親の暴力、学校でのいじめなどから逃れるための人たちが集まった団地(通称:駆け込み団地)をめぐる愛憎の物語。駆け込み団地の所長牧田肇は、弱い立場の人たちを守ろうと真面目に努力していたのだが、あらゆる行動が裏目に出てかわいそうだった。ところで、牧田が相続した莫大な財産はどうなるのだろう。牧田は、自分の身にもしものことがあれば・・・というようなことを言っていたので、実は、ぬかりなく準備をしていたのかもしれない。たとえば、恋人の若菜宛に遺言を残しておくとか・・・。物語全体としては、大変暗い内容で悲しかった。特に、海老原頼子の死は痛ましかった。両親の不仲が娘の不幸につながるのは、大変辛いなぁ・・・。
  
 

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アニメ『イ・リ・ア 第4話 帚木(ははきぎ)』を観た感想