カナヘイの小動物当りくじで63回くじを引いてキャリーバッグを入手

全国の一部のセブンイレブンで開催されている「カナヘイの小動物ピスケ&うさぎ 当りくじ」が、私の自宅の近くでも開催されていたので、くじを引くことを心待ちにしていた妻と一緒にくじを引きに行った。

セブンイレブンの「カナヘイの小動物当りくじ」の陳列棚に並ぶ当りくじの景品
セブンイレブン店舗内の「カナヘイの小動物当りくじ」の陳列棚に並ぶ当りくじの景品。

本日(2019年6月23日)の午前10時20分時点では、まだまだ景品はたっぷりと残っていた。
それもそのはずで、昨日の夕方5時頃の時点ではまだ当りくじの販売は始まっておらず、今朝頃から当りくじの販売が始まったばかりだからである。
当りくじの販売開始日は店舗によってバラバラのようであり、他店では昨日時点で既に販売されていたようである。

昨日、店を訪れた際に妻が店員さんに聞いたところによると、昨夜から今朝にかけて景品が入荷される予定はあるが、店の夜の業務が忙しい場合は夜の間には陳列ができないかもしれないから今朝からの販売開始となる可能性がある、というところまで聞いていた。
夜のうちに店舗にくることなども少しは考えたが、しんどかったので、この時間になってようやく訪れたわけである。

妻は店に来るまでにソワソワとした様子で「もうなくなっているかもしれない」と何度も何度も心配そうにつぶやいていたが、幸いにも、私達が訪れた店舗には妻が狙っている1等のキャリーバッグの景品はまだ残っていた。

セブンイレブンの「カナヘイの小動物当りくじ」の陳列棚に並ぶ当りくじの景品(1等のキャリーバッグの写真など)
セブンイレブンの「カナヘイの小動物当りくじ」の陳列棚に並ぶ当りくじの景品(1等のキャリーバッグの写真など)。

妻は1等のキャリーバッグが本当に欲しかったらしく、妻はツイッターやメルカリなどで情報を収集し、以下のようなことを私に繰り返し話していた。

「ツイッター見てたら、くじを1回引いただけでキャリーバッグを当てた人がいるみたい」
「メルカリにはもうキャリーバッグが出品されていて、1万4千円で売られているみたい」
(この発言の少し後には)「1万3千円で売られているのもある。私らは運がないからメルカリで買った方が安くすむかもね」
(午後以降では)「9千円台のものも出てきたよ」

私に物を買ってほしいとほとんど要求してこない質素倹約な妻が、カナヘイグッズについては例外である。
くじの開催予定がネットで発表されてから、ほぼ1週間おきに「もうすぐカナヘイさんのくじ引きの日だね。楽しみだね」という話を妻は私にしている。

1年前にもセブンイレブンでは「カナヘイの小動物 当りくじ」が開催され、その時も妻からは「振り子時計」の景品をおねだりされていた。
その時に妻が求める「振り子時計」を入手できるまでに引いたくじの数は27回
今回は妻が欲しがっているキャリーバッグを入手できるまでにくじを何回引くことになるのか。
結論から言うと、前回の27回から倍以上の回数となる63回となった。

くじの1回あたりの料金は680円(税込)なので、くじ63回分の費用は42,840‬円となる。
私が最近欲しいなあと思い始めた任天堂スイッチプレステ4のどちらか1台であれば新品で購入してもお釣りがもらえそうなほどのお金をカナヘイの小動物当りくじで使ってしまったことになる。

しかし、愛する妻のための出費なので、この出費については全く後悔していない。
たくさんお金を使ってしまった私を見て妻が申し訳なさそうに「お父ちゃんごめん...お金をたくさん使わせて」と言っている様子を見るのは、私の方が申し訳ない気持ちになったけれど、キャリーバッグを入手できて嬉しそうにしている妻を見ると、私も嬉しい気持ちになったので、この出費は間違っていなかったと思う。

午前中にくじを引き始めた時には妻の他に中学2年生の娘も一緒にいたので、欲しい景品が当たるまでくじを買いまくる様子を娘に見られてしまうのは教育上良くないのではないかと考え、10回分だけ引いて一度自宅に戻った。

「カナヘイの小動物当りくじ」の景品(10個分)
「カナヘイの小動物当りくじ」の景品(10個分)。

くじ1回あたりの料金は680円(税込)なので6,800円分の景品だ。
10回引いただけでは、1等のキャリーバッグは当たらなかったけれど、3等のバスタオルが当たった。
妻のお目当ての景品ではなかったけれど、バスタオルが当たると妻はとても嬉しそうにしていた。

昼食を食べ終え、娘が塾に行くために家を出て行った後、妻と私も家を出た。
もちろん、くじを引きに行くためである。

自動車を運転し、午前中に訪れた店とは別の店を2店舗ほど見に行ってみた。
別の店に1等のキャリーバッグが残っていて、かつ、景品の総在庫数が午前中に訪れた店よりも少ない場合、1等が当たる確率が高くなると思ったからだ。
2店舗ほど見て、1等の景品は残っていたものの、総在庫数が午前中に訪れた店よりも多い状況であったから、他の店ではくじは引かずに、午前中に訪れた店で再度くじを引くことにした。

店の景品の在庫は少し減っていた。
店員さんによると、私と同じように、どこかのお父さんが4つほど景品を買っていったそうである。

在庫数はざっと見ても50個ぐらいはあった。
これを全部買うと、結構なお金を使うことになるので、くじを5枚ずつ引くことにした。
1枚680円(税込)のくじを5枚買うと、3,400円である。
運がよければ、今から買う5枚分で1等が出るはずである。
そうであれば午前中の10回分と合わせて、合計15回の出費で済む。

...といった考えは甘かった。

くじを買ってくじを引いて1等のキャリーバッグが出なくて追加5枚を買い、また出なくてさらに追加5枚を買い...。

気がついたら、カナヘイの小動物当りくじの列棚に並ぶ景品の数がどうみても10個以下になっていた。
これに気づくまでに55回くじを引いていた。

レジで女性店員さんに私が「出ないですね...」とつぶやいていると、店員さんも気まずそうに「そうですね...」と苦笑するしかない。

1回680円(税込)のくじを55回も引くと、37,400円の出費である。
37,400円ものお金を使っておきながら、今さら残り8回分(5,440円)程度の費用を少しでも節約しようとして、狙っていた1等を他のお客に当てられてしまうのは愚の骨頂である。

レジが混んでいる時に1枚ずつくじを引くのは迷惑であるから、5枚ずつまとめて引いたり、レジに列ができるといったんレジから離れて最後尾に並んだりしていたので、もし運悪く他の客がその間に残りのくじを全部買い占めたらどうしようという不安があった。
不安を払拭するには、もう買い占めるしかない。
買い占めることで1等賞を間違いなく入手できるし、ラストスペシャル賞の景品もついでに入手できるから、一石二鳥であろう。(一石二鳥という言葉をこの場面で使うのは、使い方としては間違ってはいないような気がするけれど、間違っているような気分になる。)

「もう残りがほぼないですね。残り何枚でしょうか。もう全部買います」
「あと8枚ですね」
「では残り8枚全部買います。全部買えば当たりますしね」
「そうですね。全部買えば間違いなく当たりますね」

この会話をレジの店員さんとしている間も、店員さんはかなり気まずそうであった。
私も気まずい。

「カナヘイの小動物当りくじ」の未開封のくじ8枚分(表面と裏面の写真)
「カナヘイの小動物当りくじ」の未開封のくじ8枚分(表面と裏面の写真)。

この8枚のくじのどれかに1等のキャリーバッグのくじが入っている。
55枚引いても1等のくじを引き当てることができなかった私と妻は、やはりくじ運が悪い。

「カナヘイの小動物当りくじ」の開封後のくじ8枚分(キャリーバッグの当りくじなど)
「カナヘイの小動物当りくじ」の開封後のくじ8枚分(キャリーバッグの当りくじなど)。

8枚のくじのうち、最初に開封したくじが1等のキャリーバッグのくじだった。
8枚のくじはまとめ買いしているので、1等を出すことができたのがくじを引いた56枚目となるのか、63回目となるのかは判断に迷うところだが、結果的に63回分の費用を払っているのだから、キャリーバッグを引き当てるためにはくじを63回引く必要があった、と考えることにする。
なお、昨年はくじの箱に残った最後の1枚のくじで妻が欲しかった景品が出たので、今年はまだ運が良かったと言えるかもしれないけれど、見方を変えると、くじを引いた回数と出費は倍以上だし、そもそも最後のくじまでまとめ買いしてしまったのだから昨年も今年も運の悪さは変わらないか、昨年よりも運が悪いかもしれない。

セブンイレブンの「カナヘイの小動物当りくじ」の空っぽになった陳列棚
セブンイレブンの「カナヘイの小動物当りくじ」の空っぽになった陳列棚。

我ながら凄いことをしてしまったものだ。
店が違うとは言え、昨年に続き、今年も「カナヘイの小動物当りくじ」で店の陳列棚の景品がなくなるまでくじを引き続けることになるとは。
来年も「カナヘイの小動物当りくじ」が開催されたら、きっとくじを引きにくると思うので、同じことを繰り返しそうな予感がする。

自宅に戻って1階のリビングに景品を並べていると、我が家の飼い猫-ゆきおが寄ってきて、景品の上に座った。

「カナヘイの小動物当りくじ」の景品「3 バスタオル」の上に座る猫-ゆきお
「カナヘイの小動物当りくじ」の景品「3 バスタオル」の上に座る猫-ゆきお。

ゆきおは新しい物が好きなので、このように見たことがない物が床に並べ始められると、いつもスタスタと新しい物を見に来てくれる。

「カナヘイの小動物当りくじ」の景品「5 保冷ランチトート ピスケ&うさぎ ビーチ」の上に座る猫-ゆきお
「カナヘイの小動物当りくじ」の景品「5 保冷ランチトート ピスケ&うさぎ ビーチ」の上に座る猫-ゆきお。

「カナヘイの小動物当りくじ」の景品(63個分)とラストスペシャル賞「手を入れられるクッション」(1個分)
「カナヘイの小動物当りくじ」の景品(63個分)とラストスペシャル賞「手を入れられるクッション」(1個分)。

680円(税込)のくじ63回分の景品とラストスペシャル賞の景品。
合計42,840‬円分の景品。

「カナヘイの小動物当りくじ」の景品(合計64個分)の上を歩き回る猫-ゆきお
「カナヘイの小動物当りくじ」の景品(合計64個分)の上を歩き回る猫-ゆきお。

かわいかったので動画も撮影。


2019年「カナヘイの小動物当りくじ」64個分の景品の上を歩く猫-ゆきお。

見慣れない物がいっぱい並んでいるので、我が家の飼い猫にとっては「新しいおもちゃがきた」のような感覚かもしれない。

お金はいっぱい使ったけれど、妻に喜んでもらえたし、我が家の飼い猫にも興味を持ってもらえたようなので、私としてはとても満足している。

《関連リンク》
カナヘイの小動物 当りくじ-景品22個とラウンドクッションと猫-ゆきお(2020年7月30日)
カナヘイの小動物 当りくじ、27回くじを引いてやっとお目当ての振り子時計を入手した(2018年4月8日)

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