花壇の花の向こうにいる猫を眺めていたら別の猫が寄ってきた - 桜田公園にて
昨夜は、仕事を終えるともう最終電車に乗れない時間になっていた。
新橋駅の始発で帰宅しようと思って会社の机で午前3時半頃までは起きていた記憶はあるが、そのうち、眠気に勝てず、ちょっと寝ようと思って机の上に置いた腕を枕に目を閉じたのがいけなかった。
目覚めたら、始発の電車はとっくに過ぎた朝7時半。
自発的に目が覚めたというのではなく、出勤してきた人の立てる物音でびっくりして目覚めた。
会社で徹夜して打ち合わせに行くことは何度かあるが、終電を逃して会社の机で寝てそのまま帰宅するというのはもしかしたら初めてかも。
そんなわけで朝帰り。
JR新橋駅に向かう途中、出勤時と同様に、桜田公園の中を歩く。
ニュー新橋ビル側の出入口に花壇があるのだか、その花壇をふと見ると、猫がいた。
花壇の花の向こうにいる猫-東京都港区新橋の桜田公園にて。
この猫は、花の後ろに隠れているつもりなのだろうか。
思いっきり見えてるよ!
花壇にひょいと登って近づいてくる猫。
この猫は、この公園で一番よく見かける一番人懐っこい猫だ。
私に近づきながら、ニャーと鳴き、何かを訴えているようだ。
私のことを「餌をくれる親切な人」と誤解したのかもしれない。
土曜日の雨降る朝という条件だと、餌をやりに来てくれる人が少ないのかもしれない。
お腹が空いているのだろう。
雨降る中、後をついてくる猫-桜田公園にて。
餌を持っていない私は、猫に餌をあげることができない。
猫にこれ以上期待させると申し訳ない気持ちになるので、早々と立ち去ることにした。