雨降る日に傘の下で遊ぶ子供達

近所の友達の家に遊びに行った小学四年生の娘。

外は雨が激しく降っていたので、娘のために傘を持って行くと、面白い光景を見ることができた。

寄せ集めた傘の下に籠る子供達
寄せ集めた傘の下に籠る子供達。

娘の友達の団地の駐車場には屋根が付いていて、その屋根の下で、子供達は傘を寄せ集めて、傘の下に篭って遊んでいた。

傘の中には、娘と娘の友達(女の子)と友達の弟の3人がいた。

傘は娘の友達が自宅から持ってきたもので、娘の友達が言うには、こうしていると暖かい、と言う。

なるほど、傘がほぼ隙間なく子供達の周囲を円形に囲んでおり、テントのようになっている。

傘が寒い風を防でいるようだった。

傘でテントを作った子供達の当初の目的は、横風で飛び込んでくる雨粒や、激しい雨で地面からはね返った雨粒を傘で防ぐことなど、雨粒対策にあったのだろう。

しばらく傘で作ったテントに入っていると、暖かく、防寒的な役割があることが分かったようだった。

今後は、雨が降っていなくても、冬の寒い風から逃れるために、この子供達は傘でテントを作って遊ぶのかもしれない。

子供達の遊びから出た知恵だが、なかなか面白いと思った。

子供達が作成した手作りのすごろく
子供達が作成した手作りのすごろく。

子供達三人で作ったという。

そういえばお正月に、娘から遊んでと言われて、娘にすごろくを自作しなさいと命じ、娘が楽しそうにすごろくを作っていることを思い出した。

たぶん、その後、娘は友達ともすごろくを作って遊ぶようになったのだろう。

雨降る中、屋根付き駐車場とは言え、冬で寒い風が吹く中、傘で作ったテントで風雨を防ぎながら、家の外で自作のすごろくで遊ぶ子供達のたくましさと愉快さに、心が和んだ。

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