CASIO ミニキーボード SA-46を購入した
自宅には88鍵盤のカワイの電子ピアノがあるのだけれど、長期で自宅を離れていると、ピアノを練習することができない。
来月、小学四年生の娘とピアノの発表会で連弾をすることになっているのに、練習ができないから弾きながら楽譜を覚えることができない。
あまりピアノが上手くない私が、楽譜だけでイメージトレーニングのような感覚で弾けるようになるわけがなく、指を、手を動かさないと、このままでは、まずい、ピアノを買わなては、と追い込まれていた。
88鍵盤のロールアップピアノは、妻によると、ピアノの先生にやめておいた方がいいよ、と言われたらしい。
出張先でも持ち運べるサイズで考えると、ロールアップピアノを除くと、選択肢がほとんどなく、家電量販店で眺めていて、鍵盤数は32しかないけれど、これ良いかも、と思った「CASIO MINI KEYBOARD S-46」(カシオ ミニキーボード S-46)を購入した。
家電量販店の店員さんに値段交渉をすると2940円(税込)という激安価格で買えた。
カシオ ミニキーボード S-46の箱。
箱が少し傷んでいるが、購入時に店員さんに確認したところ、新品で間違いないとのこと。
箱から取り出したカシオ ミニキーボード S-46は、クッションで包まれていた。
出張で旅行鞄に入れて持ち運ぶ時も、このクッションに入れておくと良さそうだ。
クッションからキーボードを取り出す。
カシオ ミニキーボード S-46は、片手でも簡単に持ち上げられる軽さ。
膝の上に乗せたカシオ ミニキーボード S-46。
今住んでいるアパートには、机もテーブルもないので、膝の上に乗せて弾く。
電源ボタンや10曲ソングバンクなど。
音量調節はツマミで横にスライドするだけでできるとても簡単で使いやすい仕組み。
音色選択ボタンなど。
100音色から選べるのは、とても楽しい。
シンセサイザーの音は、ファミコン、スーパーファミコン、プレイステーションなどのゲーム音楽を少し弾いてみると、雰囲気が出て、良い感じかも。
カシオ ミニキーボード S-46の裏側。
片手で持ち上げながら、見ていると嬉しいものを見つけた。
カシオ ミニキーボード S-46のオーディオ出力端子とACアダプター差し込み口。
持ち歩いているiPhone、iPod touchのイヤホンをオーディオ出力端子に差し込むことができ、キーボードの音をイヤホンで聞くことができた。
深夜に帰宅することが多い私にとっては、大変有り難い。
なお、ACアダプターは別売りで、私は買わなかったから、差し込み口があっても使わない。
裏側には、乾電池を挿入するスペースがある。
カシオ ミニキーボード S-46の乾電池に関する説明書を読む。
単三乾電池6本をお使いくださいとのことで、アルカリ乾電池、マンガン乾電池のどちらでもよいとのこと。
ただし、オキシライド乾電池などのニッケル系一次電池は、絶対に使用しないでください、とのこと。
さらに説明書を読むと、乾電池の持続時間は、マンガン乾電池で約5時間とのこと。
アルカリ乾電池ではどの程度の動作時間となるかは分からなかったが、毎日長時間たくさん練習をすると、電池はすぐに切れるかもしれない。
練習している時に電池が切れると困るから、翌日、100円ショップダイソーで、予備として100円で6本のアルカリ乾電池を買っておいた。
今日は、スーパーのマルエツで購入した8本で税込321円だったアルカリ乾電池を使うことにした。
本当は100円ショップで買いたかったのだけれども、21時以降は、東京といえども営業しているところがほとんどなかったので、諦めて、スーパーで販売されている少し高い乾電池を買った。
さらに本当は、品質の良さそうなパナソニックのエボルタあたりを買いたかったのだけれど、高くて買えなかった。
アルカリ乾電池がどれぐらい持つかは、これからの私の使用頻度や練習時間によるだろうと思う。
安物のアルカリ乾電池でどれぐらい持つかは分からないがメーカー的にはマンガン乾電池の例しか出していないところを考えると、たぶん、アルカリ乾電池のメーカーごとにバラツキがありすぎて書けなかったのではないかと、推測。
となると、より金額の高い国内メーカーのアルカリ乾電池の方が長持ちしそうだが、高いのを買っても結果が変わらなかったら損をするので、ひとまず安いのを買っておいた。
もし、マンガン乾電池の5時間以下しか電池が持たなかったら、高いアルカリ乾電池を買うことを検討してみることにしよう。
娘との連弾で弾く曲は、この32鍵盤しかないカシオ ミニキーボード S-46では、鍵盤が足りなくて弾けないところが多数あるが、それでも、たぶん、曲の半分以上は両手で何とか弾けるし、弾けない部分は、鍵盤外の空中を叩いて、そこに鍵盤があると考えて弾くことで、何とか練習を進めている。
このキーボードの威力は絶大で、それまで、iPhoneやiPadのピアノアプリやイメージトレーニングでは、全く前に進んでいなかったように思える練習が、たった数時間で、前に進んだ。
実は、この商品は、少し前に妻から、「これどう?」と提案があったものなので、その時に、もっと真剣に考えていれば、もっと早く入手できただけに、早く買わなかったことを、悔やんだ。
また、練習曲以外に、好きな曲を片手でもいいから、このキーボードで弾いて遊んでみると、かなりの気晴らしになることが分かった。
今更ではあるけれど、音楽っていいなあ、楽しいなあ、と感じさせてくれる良い商品だと思った。